1. TOP
    2. 科学館のできごと

科学館のできごと

8月29日(土)

 約50名の方々が聴講に来られて始まった、齋藤館長による「南部陽一郎博士の追悼講演会」。
齋藤館長が、南部先生との交流やメールのやりとりなども紹介し、時にジョークも交えながら和やかに講演会は進行していきました。
 

 南部先生は生前に2度、大阪市立科学館に来館されました。
下の写真は、南部先生がノーベル物理学賞を受賞した理論「自発的対称性の破れ」が見える、齋藤館長が考案・製作した展示『磁石のテーブル』をご覧になっているところです。
 
    2010年来館時の模様          「磁石のテーブル」の中の磁石はこんな感じ

 その時にお褒めの言葉を頂いた話や、ノーベル物理学賞受賞時に、館長が祝辞のメールをお送りしたら、粋なお返事が返ってきたことなど、いろいろなエピソードを披露しました。

 「今あるのは、南部先生の存在が大きい」という齋藤館長。

 今後も、「面白い物は面白い、楽しいものは楽しい。権威者が言うからではない」をモットーに、「自発的対称性の破れ」の普及に力を入れていきたいと締めくくりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

8月22日(土)

特別天体観望会「月と土星を見よう」を開催しました!

特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子1特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子2 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子1
夕方4時の空は雲でどんより・・・開催できるのかスタッフ一同心配していたのですが、開始前にすっきりと晴れ、さっそく望遠鏡の準備にとりかかりました☆

開始時刻30分前からたくさんのお客様にお越しいただき、およそ700人ものお客様と一緒に月と土星を観察しました!
特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子4 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子5 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子6
特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子7 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子8 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子9

土星を見たお子様からは「かわいい~!」「わっかが見えた~!」という声や、月を観察して「さかい目(欠けぎわ)がすごい!」という感想が聞こえました。大人の方も「本当に見られるんですね!」と感激のご様子でした。

特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子10 お客様の長蛇の列ができました。

観察をお待ちの間は渡部学芸員が月や土星の解説を行ったり、実際の星空を見上げながらご質問にもお答えしました。
特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子11 特別天体観望会「月と土星を見よう」の様子12

天候にも恵まれ、たくさんのお客様にお楽しみいただくことができました!

9月、10月には天体観望会「秋の月を見よう」 を予定しています。こちらは事前申し込みが必要です。
ぜひ、ご応募くださいね☆
9月26日(土)開催→詳細はこちら
10月24日(土)開催→詳細はこちら

8月18日(火)、19日(水)

国際光年協賛 夏休み自由研究教室 「虹をつくろう・しらべよう」



学芸員による自由研究教室第3段。
長谷川学芸員が回折格子(かいせつこうし)を使って、光を虹に分けて光の本質を探る実験教室を指導しました。

8月14日(金)

今日は、朝日放送「おはようコールABC」さんが取材に来られました。

小野学芸員とリポーターの二村祥絵さんが、楽しそうに何かの実験をしています。
いったい何ができるのでしょうか??

 

夏休みの自由研究がまだ終わっていない みなさん! この番組を見たら自由研究のヒントが得られるかも!!

放送は8月20日(木) 予定です。
ぜひ見てくださいね~☆

8月7日(金)~9日(日)

3日間連続でロボット教室「少年・少女ロボットセミナー」を開催しました。
小学4年生から中学3年生までの子供たちが参加して、6本足ボクサー型や8本足スパイダー型の、芝浦工業大学オリジナルロボットを組み立て、デザインをして、競技を行いました。

『初日』
まずはじめに「生活をささえるロボット」と題して、芝浦工業大学 工学部 機械機能工学科の松日楽 信人(まつひら のぶと)教授のお話を聞きました。


松日楽 信人 教授

お話のあと、みんな早く作りたいとワクワクしていたロボットの製作に入りました。


『2日目』
ロボットの製作は着々と進んでいます!


午後になるとロボットもできあがってきました。
みんな、アトリウムで動作確認をして調整を重ねていきます。

動作確認中。             競技の練習かな?          デザインが出来ているロボットも!

明日のデザインコンテストと競技大会に向けて、このあとも製作が続きました。

『3日目』
ロボットを最終調整したあと、みんなの前で製作したロボットを紹介しました。ロボットをかわいく装飾したり、光るようにしたり・・、工夫した点や競技大会への意気込みを語りました。
ロボットセミナー3日目_1 ロボットセミナー3日目_2

いよいよロボットのデザインコンテストです。みなさん製作したロボットを並べてエントリー。科学館に来られていたお客様もお気に入りのデザインに投票しました。
ロボットセミナー3日目_3 ロボットセミナー3日目_4

そしてメインイベントの競技大会がスタート!

ボクサー型のロボットは黒いフィールドから対戦相手のロボットを落としたり、倒したりしたら、勝利となります。「がんばれー!」「行けー!」・・・声援がアトリウムに響きます。
ロボットセミナー3日目_5 ロボットセミナー3日目_7 ロボットセミナー3日目_6

スパイダー型のロボットは、相手より多くのピンポン球を自分のところへ運ぶと勝利となります。次々にピンポン球を運ぶロボットの動きに、観客のみなさんはじっと見入っていました。
ロボットセミナー3日目_8 ロボットセミナー3日目_9 ロボットセミナー3日目_10

いよいよ決勝戦!たくさんのお客様が集まり、声援はひときわ大きくなります。正々堂々と戦うみなさんの姿は、多くのお客様を一緒に熱くさせ、その結果に「やったー!」「あー・・・!」・・・いろいろな声が聞こえました。
ロボットセミナー3日目_11 ロボットセミナー3日目_12 ロボットセミナー3日目_13

表彰式では、上位入賞者へ齋藤館長より表彰状が手渡されました。
ロボットセミナー3日目_14 ロボットセミナー3日目_15

デザインコンテストの表彰
ロボットセミナー3日目_16 ロボットセミナー3日目_17

スパイダー型ロボットの表彰
ロボットセミナー3日目_18 ロボットセミナー3日目_19

ボクサー型ロボットの表彰
ロボットセミナー3日目_20 ロボットセミナー3日目_21

製作から競技までがんばって取り組んだ3日間は、みなさんにとってこの夏の貴重な経験となったようでした。
指導をされた芝浦工業大学のみなさん、ありがとうございました。

8月6日(木)

花火の色とひかりスペシャル講演会とワークショップを開催しました!

まず、花火の色とひかりスペシャル講演会では、化学担当の岳川学芸員と花火師の古賀章広さんが花火の化学と技術をご紹介しました。

古賀さんからは、花火の歴史をはじめ、「花火はどうやって打上げているの?」「花火はどうやって作っているの?」など現場での貴重なお話を聞くことができました。

花火の色とひかりスペシャル講演会1 花火の色とひかりスペシャル講演会2 花火の色とひかりスペシャル講演会3

花火が打ち上がるしくみを、説明する古賀さん

半分に割れた打上花火の模型で、中身がどうなっているか知ることもできました。

約1ヶ月かけて作られるという打上花火。一瞬で消えてしまうのが、はかないようにも思えますが、「一瞬の輝きを一生の思い出に」という古賀さんの言葉がとても印象的でした。

続いて、岳川学芸員が「花火はどうして美しい光の色が出るの?」「花火はどうしてよく燃えるの?」をテーマに、化学の面から花火のしくみをわかりやすくご紹介しました。

花火の色とひかりスペシャル講演会6 花火の色とひかりスペシャル講演会4
花火の美しい光の色のヒミツは金属。金属を混ぜたアルコールをバーナーに吹き付け、いろいろな色を実際に披露しました。「ほんま、花火やー!」とみなさん、釘付けでした。

花火の色とひかりスペシャル講演会5 よく燃えるヒミツを実演する岳川学芸員

花火の化学的なしくみを知って、ますます花火に魅了されたという岳川学芸員。「今後、花火を化学的に見るひとが増えるといいな」という熱い想いが伝わってきました。

午後からは、ワークショップを実施。担当は引き続き岳川学芸員。
午前中に学んだ「花火がよく燃えるひみつ」と「色や光が出るひみつ」を実験を通して確かめました。

花火の色とひかりワークショップ7 花火の色とひかりワークショップ8 花火の色とひかりワークショップ9

棒状の鉄(鉄のかたまり)・綿のような鉄(スチールウール)、鉄の粉の3種類の鉄の燃え方を比較しました。かたまりだと燃えない鉄が粉状になるとキレイに燃え、まるで線香花火みたい!空気中の酸素にたくさんふれることが良く燃えるヒミツであることが実感できました。

花火の色とひかりワークショップ13 酸素で満たしたビーカーの中で、線香がとっても明るく燃えた!

続いて、花火の美しい色を実際に出してみました。粉状にした金属(ストロンチウム)をろうそくの火にふりかけると・・・きれいな赤色が。ほかにも銅の粉では、青緑色の炎が観察できました!

花火の色とひかりワークショップ10 花火の色とひかりワークショップ11 花火の色とひかりワークショップ12

どの金属でどんな色が出るのか。忘れないように熱心にメモを取られていました。

花火の色とひかりワークショップ14 花火の色とひかりワークショップ15 花火の色とひかりワークショップ16

外に出て、迫力ある水中花火の実験も!なんと、水中なのに花火が消えていません!

午前中の講演会で学んだ知識を、実験を通じて、実際に体験する貴重な経験ができました。

8月4日(火)、5日(水)

国際光年協賛 夏休み自由研究教室 「光をピカッ!鏡を作ろう」



学芸員による自由研究教室第2段。
小野学芸員が銀鏡反応を使って、ガラスに鏡を作る実験教室を指導しました。
今年の自由研究教室は「国際光年」に協賛し、光に関する実験がテーマです。

8月4日(火)

今日は、小・中学生のための電気教室を午前の部、午後の部に分けて開催しました。
まず午前の部では、お子さんと保護者の皆さん24組の方々にご参加いただき、「手作り乾電池」と「手作りモーター」を作りました。
初めに乾電池の歴史や働き、種類などを学んだあと、いよいよ単1のマンガン乾電池作りに挑戦!
乾電池は、亜鉛・二酸化マンガン・炭素棒などでできています。



二酸化マンガンの袋を取り出し、亜鉛の缶の中に慎重に入れたあと


炭素棒を入れてかなづちでたたき、ふたをしてさらにたたいて整えます。


好きな絵をかいたラベルを貼って世界にひとつだけのオリジナル乾電池の完成です!
本当に乾電池になっているかどうか、豆電球を使ってテストをします。


午前の部 後半は手作りモーターを作りました。
マニュアル通りに順を追って組み立てていきます。


電線をけずるのが大変そう…。


電池をつなぐとコイルが回るか確認中       完成です!!

続いて、午後からは約50名の小・中学生が参加し、ミニ講義で電気の歴史などを学んだ後、太陽電池と乾電池を切り替えて動くハイブリッドカーを作りました。
電気教室_講義の様子

ソーラーバッテリーを組み立てたり、リード線を結んだり、ギヤを上手くかみ合わせたり・・・細かい作業もありましたが、みなさん集中して取り組みました。
ハイブリッドカー組み立ての様子1 ハイブリッドカー組み立ての様子2 ハイブリッドカー組み立ての様子3

ハイブリッドカー組み立ての様子4 ハイブリッドカー組み立ての様子5 だんだんと形になってきました

作業のあい間には、神戸市立高専の学生さんによるロボットの実演を見学する機会もありました。カニのかたちのロボットが、段差を越えて「せいろ」を運んでいます!その動きにみなさん興味深げなご様子でした。
ロボット見学の様子1 ロボット見学の様子2

いよいよハイブリッドカーが完成し、実際に走らせてみました。「走った!」「(太陽電池と乾電池が)切り替わった!」「おもしろい~!」など楽しそうな声がたくさん聞こえました。平地や下り坂では太陽電池、パワーが必要な上り坂では乾電池に動力が切り替わる様子が実感できました。
ハイブリッドカーを走らせる様子1 ハイブリッドカーを走らせる様子2 ハイブリッドカーを走らせる様子3