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科学館のできごと

2月9日(木)

中之島科学研究所第81回コロキウムを開催しました。
岳川有紀子研究員が「科学館における幼児期の科学教育の実践的研究」と題し、講演しました。


小さな子どもは、遊びの中で自由に体験を重ねることによって思考力を育てていくと言われています。ジェームズ・ヘックマンも、5歳までの体験や学びが重要であることや、学力に代表される「認知能力」だけではなく、協調性や計画力などの「非認知能力」が、その後の人生(経済的,健康的な面も含めて)のちからになることを明らかにしています(2000年ノーベル経済学賞受賞)。
 今回の発表では、幼児期に自由に遊ぶ大切さ、環境設定の重要性などの先行研究を紹介し、2015年度より発表者が取り組んでいる科学館での幼児教育の実践的研究について講演しました。「幼児教育」は「早期教育」ではなく、老若男女が年間70万人以上訪れるインフォーマルな学習施設でどのような環境を幼児に提供することが理想なのか、2016年12月に行った実践研究「じしゃくであそぼう」(2~4才対象のワークショップ)の様子を含めて報告しました。
※本研究は、全国科学博物館活動等助成活動受託研究(平成28年度)の助成を受けて行っています。

次回は、3月9日(木)15:00~16:45 川井正雄研究員が「分子の視点からヒトを見る」と題し、講演します。
どなたでも無料、申し込みなしで聴講できますので、どうぞお気軽にお越しください。