大阪市立科学館では、1992年に学天則の模型を製作しました。これは、オリジナルのオムニマックス短編映画「大阪 The Dynamic City」の撮影用として使用するためです。このときの模型は、現在館内で展示していますが外観を模しただけのもので、大きさは実物の約2分の1、動作機構もついておらず、顔つきも現代的なものとなっています。
今回の復元は、オリジナルと同じ大きさ、動作になるように、乏しい資料を元に学芸員が研究したうえで復元したものです。その結果全高が約3.2mと巨大なものになり、オリジナルと同じく圧縮空気を用いて、目・まぶた・頬・口・首・両腕・胸が動き、インスピレーションを感じると左手に持った「霊感燈」が光ることも再現することとなりました。動作はコンピュータで制御しておりますが、西村眞琴が用いた「ドラム式制御」がわかる動作模型も製作しています。 |