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スタッフだより

科学館で働くスタッフを紹介します

科学館ってどんなところ? どんな人たちが働いているの? などなど、いろいろな角度から大阪市立科学館をご紹介します。

第39回 科学館のおすすめ展示 その2

2010年12月7日

今回のスタッフだよりは、天文を専門とする、石坂、飯山、江越学芸員3人がそれぞれ、科学館のおすすめの展示物やスポットを紹介します。

石坂学芸員おすすめ 「おしえて!学芸員 ~科学Q&A」


宇宙のこと、物理のこと、化学実験のこと、科学のこと、なにか質問はありませんか?
展示場4階の「学芸だより」という掲示板上で、みなさんからの質問に学芸員が答える「おしえて!学芸員~科学Q&A」をやっています。「太陽はなぜ大きいの?」「地球の終わりは?」「磁石はなぜNとS?」「楽しい実験ショーをしたいけど?」などなど、いただいたたくさんの質問に、学芸員が、できるだけやさしく、わかりやすく回答を書いています。



質答用紙は、土日祝日に置いています。学芸員に聞いてみたいことがありましたら、質問を書いて専用ポストに入れてください。みなさんからの質問を学芸員一同、お待ちしています。
※質問の募集は、12月末で一旦終了します。たくさんの質問をいただいているので、回答まで2ヶ月ぐらいかかることがあります。

飯山学芸員のおすすめ 「結晶」


展示場3階に大きな水晶が展示してあります。水晶は独特の形をしています。これは人間が作った形ではなく、自然にできる形です。透明な水晶も紫色の水晶も、黄色の水晶も、みな同じ形になります。これは、水晶の内部で原子が規則正しく並んでいることに原因があり、このように原子などが規則正しく並んでできているものを結晶といいます。

紫水晶

結晶は一瞬にできるものではなく、長い時間をかけて大きく成長していくものです。水晶の結晶は六角形の断面の柱にとんがり屋根が乗ったような形になっていますが、大きな結晶では、柱の側面にあたる面に、結晶が成長していく際にできる縞々の筋が見えます。天然の結晶では、結晶の成長が完全に均等に起こらないために、このような縞模様ができてしまいます。逆にこの筋模様があることで、それが天然の(人間が削って作ったものではない)結晶であることが分かります(小さな結晶では、そのような結晶成長の不均質が起きにくいので、あまり縞は目立ちません)。


      水晶群晶              水晶単結晶

江越学芸員のおすすめ 「鏡」


展示場2階は「おやこで科学」をテーマに、主に小学校低学年までの子どもとその保護者の方を対象にしたフロアになっています。でも、実際には大人の方も結構楽しんでおられるようです。
このフロアには「かがみ」のコーナーがあって、いろいろな鏡が置いてあります。鏡の前に立ってみると、普段見慣れないおもしろい姿が見えます。



例えば、「なんにんみえる?」という展示があります。これは2枚の鏡を角度をつけて向かい合わせにした鏡の展示です。それぞれの鏡には自分の姿が映っていますが、合わせ鏡の角度によって何人映るか変わってきます。角度の小さい合わせ鏡では鏡の中にたくさんの自分の姿が見えるので、特に人気があります。お子さんが一生懸命、数を数えたりしています。
他にも、足が長くなったり、物が浮いて見えたり、いろいろな鏡が映し出す不思議な世界を楽しんでください。

では最後に、石坂学芸員からお気に入りの場所をご紹介します


チケットカウンター前(地下1階)のアトリウムの床には、色のついた大理石がはめ込まれて、正十二面体が描かれています。
その模様をたどっていきながら、よく見ると、なんとアンモナイトの化石が入っています。2010年11月に開催された「こどものためのジオ・カーニバル」でも、ここで化石さがしをしました。みなさんは見つけられますか?
ふだんは何気なく踏んでいる床石が、実は、1億年くらい前には海の底にあったさんご礁で、そこにすんでいた生き物が、今、化石に姿を変えているのです。今度来館された時には、大地の長い歴史にも思いをはせてみてください。あ、でも、床からアンモナイトを掘り出していかないでくださいね。


   アトリウムの正十二面体      アンモナイトの化石発見!
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