科学館のできごと
1月21日(水)
1月20日から企画展「江戸時代の天文学」が始まりました。それに伴いサイエンスガイドの研修を行いました。
※サイエンスガイドとは、ご来館のみなさまに、科学館の展示場や展示物についてご案内し、より科学に親しんでいただけるよう展示場各フロアで解説や演示実験を行うボランティアスタッフです。
企画展を担当した嘉数学芸員が展示品について詳しく解説します。
みなさん、嘉数学芸員の解説を、一言一句聞き漏らさないように熱心にメモをとっていました。
ブルーのベストを着ているのがサイエンスガイドです。展示物のことなど気になることがあったら、ぜひ質問してみてくださいね。
また、今回の企画展「江戸時代の天文学」ですが、解説本をミュージアムショップで販売しています。
大阪市立科学館ミニブック「江戸時代の天文学」
著者:嘉数 次人(大阪市立科学館・学芸員)
企画展と合わせてご覧いただくと、より深く楽しんでいただけますよ。
企画展「江戸時代の天文学」は3月1日(日)までです。ぜひご来場くださいね。
1月21日(水)
本日はサイエンスガイド研修会が行われました。サイエンスガイドとは科学館で活躍しているガイドボランティアのみなさんのことです。
はじめに、岳川学芸員が展示場3階「化学フロア」にかける想いや、ガイドのみなさんに期待することを伝え、プラスチックに関するレクチャーを行いました。
続いて、高吸水性ポリマーの実験練習を行いました。
白い粉(高吸水性ポリマー)を紙コップに入れ、水を注ぐと・・・。
あら不思議!紙コップをひっくり返しても水がこぼれません!
水はどこへ行ったのでしょうか?(・・・その答えは、ぜひプチ・サイエンスショーで実際にお確かめくださいね。)
みなさん積極的に実験道具に触れ、紙コップの中の様子を注意深く観察していました。
その後、紙コップの中で一体なにが起こっていたのか、岳川学芸員より解説を受けました!
また、虫が作るプラスチック「シェラック」についてのレクチャーもありました。
自分の理解を深めるだけでなく、「どうすればお客様に分かりやすく伝えることができるのか」を考えているみなさんの姿が印象的でした。
続いて発表会の時間です。ガイド役・お客様役にわかれ、ガイド役は先ほど学んだばかりの実験を披露します。
仲間の実演に真剣な視線を送るお客様役のみなさん。
とっても緊張する場面・・と思いきや、みなさん堂々たる実演!
近づき問いかけるなど、お客様と一緒に体験する実験に自然に笑顔があふれ、拍手が起こりました!
岳川学芸員から実験を見せる上でのアドバイスを受け、改善ポイントを見つけたみなさんは、これからさらに実験のスキルを磨きます。
←実際にプチ・サイエンスショーを行う展示場
サイエンスガイドのみなさんは展示場にて毎日活躍しています。青いベストを着ていますので、見かけたらぜひ声をかけてくださいね!きっと、新しい発見がありますよ!
1月14日(水)
本日はサイエンスショー研究会が行われました。
サイエンスショー研究会とは、学校の先生、サイエンスガイド、友の会の方など、みなさんにサイエンスショーを見学していただき、学芸員と意見を交換する場です。
まず、はじめに長谷川学芸員によるサイエンスショー「バランス大実験」です。
「やじろべえ」や「おきあがりこぼし」を用いた実験を通して、うまくバランスをとるヒミツをご紹介しました!
フライパンやシャベルなど、身近にあるものが「やじろべえ」になるのか実験しました!
ドキドキのバランス実験にみなさん息をのむ場面も!
上手くバランスをとるためにポイントとなるのは「重心」。
重心を重心を知っていれば、倒れそうなものも倒れ・・・ない!?
まるでマジックのようなおもしろい実験に「わぁ~!」「お~!」「なんで?」「すごい!」など、様々な声が聞こえてきました。
観覧後のみなさんから、実験の見せ方についてのご意見や、使用している実験道具ついてのご質問などがありました。
それらのご意見を反映させて、よりよいサイエンスショーにしていきます。
サイエンスショー「バランス大実験」は3月1日(日)まで上演しています。ぜひ、みなさんご覧くださいね!
続いて、大倉学芸員が次回サイエンスショープログラム「飛ばしてみよう!」のプレビューを行いました。その様子を少しだけご紹介しますね。
このサイエンスショーではヒコーキ、ロケット、フリスビー、飛行リングなどいろいろなものを飛ばし、それぞれの飛び方にどんな違いがあるのか実験をします。
例えば風船を手で投げると、フワフワとして遠くまで飛びません。遠くまでまっすぐ飛ばすにはどうすればいいのでしょうか?
……その答えはぜひ実際のサイエンスショーでご覧ください!
サイエンスショー「飛ばしてみよう!」は3月5日(木)から上演します。ぜひご来場くださいね。
1月11日(日)
エキストラ実験ショー「炎のアツい科学《英語版》(Fire Science)」が上演されました!
解説は全て英語で行われましたが、海外のお客様だけでなく、お子様から大人の方までたくさんの方々にお楽しみいただきました。
担当は科学デモンストレーターの吉岡亜紀子さん。
お客様に英語で問いかけながら、モノが燃えるために必要な3つの要素を、実験を通じて一緒に確かめていきました。(答えは、ぜひ科学館で確認してくださいね!)
こちらは鉄の粉を燃やしているところです。まるで花火みたい(like fireworks)!
アルコールの爆発でペットボトルのロケットが飛んだ!
目の前で繰り出される迫力ある実験に、まだ英語を習ったことのないお子様もくぎ付けになりました。
こちらの内容は、明日(1/12 月・祝)も11:50~、12:20~上演予定です。ぜひ、お越し下さいね☆☆
科学館では、サイエンスショーとはちがうテーマでエキストラ実験ショーを行っています。
こちらのスケジュールをご参考に、いろいろなテーマをお楽しみくださいね。