科学館のできごと
7月31日(金)
国際光年協賛 夏休み自由研究教室「カメラ・オブスキュラを作ろう」
夏休みの自由研究の宿題を楽しくサポートする実験教室第1弾。
担当の渡部学芸員が虫めがねを使ってカメラの先祖の製作を指導しました。
「もっと大きいのを作る」との声もあがっていました。
7月26日(日)
本日はモバイルプラネタリウム(移動式プラネタリウム)の研修講座がありました。
解説員を目指す3名の研修生が、石坂学芸員の指導のもと、プラネタリウム解説の練習を行いました。
このようなテストドームの中で研修を行います
石坂学芸員と研修生のみなさん
モバイルプラネタリウムは小ぶりなドームで投影するため、お客様との距離が近く、アットホームな解説が楽しめるのが魅力のひとつ。解説デビュー日へ向けて、研修に励みます。
モバイルプラネタリウムについて、詳しくはこちら
7月25日(土) 天体観望会
天体観望会「月と土星を見よう」を開催しました!
お天気は晴れ!観察に絶好の日となりました。ボランティアスタッフのみなさんは開始1時間以上も前に集合。望遠鏡の準備などを行いました。
いよいよ観望会スタート。
50名の参加者のみなさんが西野学芸員やスタッフの解説をききながら、天体観察を楽しみました。
屋上にあがり、小型の屈折望遠鏡、反射望遠鏡を使って、月と土星を観察しました!
スタッフが七夕の星、おりひめ・ひこぼしなどの星空を紹介する場面がありました。また、おとめ座のスピカやさそり座のアンタレスなども観察することができました。「きれいー!」「明るいなぁ~お月さん」などいろいろな感想が聞こえました。
そして、みなさんお待ちかねの直径50㎝の大型望遠鏡を使って、月と土星の観察です。
土星の環や月のでこぼこ(クレーター)も観察できました。「すっごくよく見える!」「わぁーすごい!」お子様だけでなく、大人の方からも感激の声が聞こえました。
みなさんと一緒に夜空を見上げる素敵な時間となりました。
8月22日(土)には、特別天体観望会「月と土星を見よう」を開催します。こちらは定員なし、申込み不要ですので、ぜひお気軽にご参加くださいね。晴れますように・・!
7月20日(月・祝)
楽しいお天気講座「いろんな雲を観察しよう」を開催しました。
日本気象予報士会 関西支部より8名の気象予報士の方にお越しいただきました。
空に浮かぶ雲にはいろんな種類がありますよね。それを知るために
まず最初に、「雲のサイコロ」を作っていろいろな雲を学びました。
このキットを使って… 組み立てていきます
みんな、真剣に取り組んでいます。 出来あがりはこんな感じ
工作のあとは、雲ができるしくみや、雲の種類のお話を聞いた後、実際に外に出て、雲を観察しました。
先ほど工作した「雲のサイコロ」を使って、見えている雲がどの雲なのかを調べます。
今日は、「積雲(せきうん)」が見えていました。
そして後半は、雲を作る実験を行いました。
➡
ペットボトルの中に空気を送り込んで、空気入れを一気に外すと!ペットボトルの中に
白い雲ができました!!ペットボトルの中の雲と、実際の空にできる雲の原理は同じなんですよ。
みなさんも、夏休みの自由研究に「いろんな雲の観察」をしてみてはいかがでしょうか。
7月19日(日)
今日は、ケーブルテレビのBaycom(ベイコム)さんが「花火の色とひかり」展の取材に来てくれました。
企画した岳川学芸員とカメラマンの方 取材の様子
「花火の色とひかり」展では、花火の色とひかりを演出している化学を、火薬の成分や打上花火などの実物資料で展示しています(~8/30まで)。
花火には化学が深く関係しているんですよ。
この日は、展示の前で「ギャラリートーク」を開催し、多くのお客様に展示解説と花火のミニ実験を見ていただきました。
Baycom「ベイコム地元ニュース」の放送予定日はこちら。
視聴できる方はぜひ見てくださいね!
7月12日(日)
みなさん、アトリウムにて8/30(日)まで開催中の企画展「花火の色とひかり展」はご覧になりましたか?
ぜひ、この企画展とセットでお楽しみいただきたい、エキストラ実験ショー「花火の大実験」をご紹介します。
本日の担当は科学デモンストレーターの坪井さん。「なぜ花火は勢いよく燃えるの?」「なぜ花火にはきれいな色がついているの?」このふたつの疑問を実験を通して解いていきました。
「モノが燃えるために必要な3つのものは?」という問いかけに、くわしいお子さまから「さんそー!」と元気な声が聞こえてきました。みなさんは残りの2つをご存じですか?
3つのものがそろうとほんとうに燃えるのか?手作りの花火で実験です。
材料をまぜて・・・
わぁ!
迫力ある実験も見どころのひとつ。花火を水の中に入れると・・・消え・・ない!?
「えー!」「すごい!」とお客様から歓声が!
ラストは、花火にきれいな色がつくヒミツをご紹介。そのヒミツは・・・金属!実験では金属を混ぜたアルコールをバーナーに吹き付けています。ちなみに銅で青緑色。では、赤やオレンジ色はどんな金属を使えばいいのでしょうか?
次々とあらわれるきれいな色に、みなさん釘付け!
ご紹介しきれなかった実験もまだあります。ぜひ、実際にエキストラ実験ショー「花火の大実験」をお楽しみくださいね!次回は7/19(日)15:45~、16:20~開催予定☆
エキストラ実験ショーはサイエンスショーとは違ったさまざまテーマで開催中です。開催日・テーマはこちら
☆花火のことをもっと知りたい!方は、こちらもご一緒にどうぞ☆
・ミュージアムショップにて、ミニブック「花火の化学」好評発売中(税込み100円)!
・国際光年協賛「花火の色とひかり展」を企画した岳川学芸員のスタッフだよりは→こちら
・「花火の色とひかりスペシャル講演会」「花火の色とひかりワークショップ」お申し込みは7/23(木)必着。ぜひ、ご参加くださいね!
7月11日(土)
みなさん、モバイル(移動式)プラネタリウムってご存じですか?
本日は、そのモバイルプラネタリウムを展示場4階で開催しました。
移動式というだけあって、コンパクトに運べるのですが、設置すると直径7メートル、高さは4.5メートルにもなります。
定員は1回50名で、約20分間の投影。今日は4回の投影すべて満席になりました!
ドーム内の様子をのぞいてみると、中心に解説者と投影機、これらを囲むようにみなさんに輪になって座っています。暗闇に目がなれるように目をつぶり、10を数えてみんなで一緒に目を開けると、そこには満天の星空が!!
「うわぁ~!!」と歓声があがっていました。
解説者との距離が近く、科学館のドームで見るプラネタリウムとは、またひと味違った投影が楽しめますよ。
ご覧になったお客様からは、「初めて見た!」「楽しかった♪」「キレイだった!!」とのご感想をいただきました。
このモバイル(移動式)プラネタリウムは出前ができるんですよ!
詳しくはこちらまで。
7月9日(木) 第64回コロキウム
本日は、中之島科学研究所第64回コロキウムを開催しました。
川井正雄研究員が、大阪市立大学名誉教授 井本稔博士(1908~1999)について紹介しました。90歳で永眠する直前まで、やや専門外の生化学分野へも情熱をもって真摯に取り組んでいたことを如実に示す書物の一端を解説しました。
次回は、9月10日(木)15:00~16:45 松田卓也研究員が「あと30年で特異点がやってくる」について講演します。どなたでも無料、申し込みなしで聴講できますので、どうぞお気軽にお越しください。
7月9日(木)
本日はケーブルテレビ局「ベイコム」の方が取材にいらっしゃいました。
岳川学芸員が科学館の楽しみ方、お子様へ向けて夏休みの自由研究のヒントなどをご紹介しました。
こちらの模様は、8/1~8/15までベイコム放送エリアにて「駅ぶら街ぶら 阪神沿線」の番組内で放送されます。お楽しみに☆
7月4日(土)
2009年の「世界天文年」を記念して始まった「全国同時七夕講演会」。
今年は『「我々の宇宙は4次元なのか?」ー隠れた異次元空間のおはなしー』を開催しました。
土曜日の午後、学生さんから大人の方までたくさんの方にお越し頂き会場は満席!
講師の大阪市立大学大学院 理学研究科の丸 信人 准教授のお話に、みなさんメモを取りながら熱心に聴講されていました。
丸 信人 准教授
質疑応答にも、熱がこもっていました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
7月3日(金)
本日は「博物館における幼児期の科学教育を考えるセミナー」の第3回を開催しました。幼児期の科学教育がご専門の小谷先生(大阪大谷大学)をアドバイザーにお迎えし、全国の科学館関係者を中心とした参加者と科学館学芸員が意見交換をしました。
まず、今回のセミナーの企画者の岳川学芸員が大阪市立科学館の概要を紹介しました。
来館者の大人と子供の割合が同じであること、「科学を楽しむ文化の振興」を使命に、子供だけでなく大人の方にも、日常的に科学を楽しんでもらえることを目指していることを説明しました。
続いて、石坂学芸員が展示場2階「おやこで科学」フロアのコンセプトを説明しました。
子供が楽しみながら知らず知らずのうちに科学体験ができるように、工夫した展示物の見せ方などを紹介しました。
また、飯山学芸員は、プラネタリウムのプログラム「幼児向け投影」「ファミリータイム」の内容を説明しました。
投影では、初めてのプラネタリウムを楽しく過ごし、実際の星空を見るきっかけを作る工夫を紹介しました。
しめくくりは、参加者全員で意見交換を行う座談会。
実際に、幼児向け投影を観覧された参加者の方から、「子供と心の通った投影のヒミツは?」などの質問がありました。プラネタリウム担当学芸員が投影の際に心がけていることや、「すぐそばで語りかけているかのような投影」にするための工夫点などを語りました。
小谷先生からも、科学館における幼児教育についてのアドバイスをいただき、充実したセミナーとなりました。
7月1日(水) 花火の色とひかり展
本日から国際光年協賛「花火の色とひかり展」がスタートしました!
花火をつくる材料や打上花火などの資料を通じて、花火の魅力をご紹介しています。
半分に割られて中身が見られる打上花火や、めったに目にする機会のない点火スイッチなど、見ているだけでワクワクする資料がいっぱいです!
見学されたお客様からは「知らなかった!」「すごいな~!」との感想が聞こえました!
「花火はどうしてきれいな色をしているんだろう?」という疑問も、この企画展を見ればそのヒミツが分かりますよ。今年の花火は去年と違って見えるかも!
産経新聞の方が取材に来られ、企画者の岳川学芸員にインタビューされました。
また、ミュージアムショップではミニブック「花火の化学」を好評発売中です(税込み100円)。企画展と合わせてお楽しみください☆☆
8月6日(木)には「花火の色とひかりスペシャル講演会」「花火の色とひかりワークショップ」を開催します。☆応募締切は7/23(木)です。みなさまのご参加お待ちしております!