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プレスリリース

2009年11月11日

日本天文学会100周年・世界天文年2009 企画展「ガリレオの天体観測から400年 -宇宙の謎を解き明かす-」 を開催します


大阪市立科学館では、平成21年12月5日(土)から平成22年1月31日(日)まで、企画展「ガリレオの天体観測から400年 -宇宙の謎を解き明かす-」を開催します。
1609年、ガリレオ・ガリレイは初めて望遠鏡を使った天体観測を行ない、月にクレーターがあることや天の川が星の集まりであることなど、さまざまな発 見をしました。それから400年、望遠鏡を使った観測により天文学は飛躍的に進歩し、宇宙に関する理解が深まりました。このことを記念して、2009年は 国際連合、ユネスコ、国際天文学連合によって世界天文年に制定されています。
今回の企画展は日本天文学会創立100周年および世界天文年を記念した特別巡回展で、大阪市立科学館での開催が最終となります。ガリレオの天体観測の結 果をまとめた『星界の報告』の貴重な初版本(1610年)を展示するほか、さまざまな資料や実験装置によって、天文学の発展の歴史と最新の天文学による宇 宙の姿を紹介します。
平成21年12月4日(金)にはプレス内覧会を行ないますので、取材をご希望の方は「プレス内覧会申込書」をFAXにてお送りください。

開催概要
名 称: 日本天文学会創立100周年記念・世界天文年2009
企画展 「ガリレオの天体観測から400年 -宇宙の謎を解き明かす-」
会 期: 平成21年12月5日(土)~平成22年1月31日(日) 44日間
[休館日:毎週月曜日(1月11日は開館)、12月28日~1月4日、1月12日]
9時30分~16時45分(観覧券の販売は16時まで)
会 場: 大阪市立科学館 展示場4階(常設展示場内)
〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
地下鉄四つ橋線 肥後橋駅 3号出口から西へ約500m
京阪中之島線 渡辺橋駅 2出口から南西へ約400m
主 催: 大阪市立科学館、日本天文学会、世界天文年2009日本委員会、自然科学研究機構国立天文台、国立科学博物館、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部
観覧料: 展示場観覧券が必要
(大人:400円、高校・大学生:300円、中学生以下:無料)
他会場: 国立科学博物館(平成21年5月30日~7月20日)、仙台市天文台(7月25日~8月30日)、新潟県立自然科学館(9月5日~10月4日)、名古屋市科学館(10月17日~11月29日)





主な展示物

・ガリレオ著『星界の報告』初版本(1610年)
1610年3月12日付の書簡から始まる「星界の報告」には、望遠鏡観測によるガリレオの発見が数々のスケッチとともに生き生きと記されています。
月の表面にデコボコがあること(クレーターの発見)、木星の周りにいつも寄り添う小さな星があること(ガリレオ衛星の発見)、金星が満ち欠けをしながら 大きさが変わって見えること(地動説=太陽を中心として惑星が回るとする考え方の確証)、天の川が無数の星の集まりであること等、ガリレオの発見は当時の 常識をことごとく覆すものでした。
ガリレオ著『星界の報告』初版本(1610年)
(金沢工業大学蔵)
・重力の井戸
宇宙で最も重要な力は重力(万有引力)であり、重力によって私たちは地球にとどまっていま す。また、月は地球の重力に、地球は太陽の重力に引きつけられ、銀河系の星々も互いの重力によって引きつけあっています。この重力が極限まで強くなった天 体が「ブラックホール」であり、そこからは光ですら出てくることはできません。 重力の井戸
この展示装置では、黒い漏斗(ろうと)をブラックホールに見立てて、小さな玉を流し込むことで、ブラックホールが“見える”理由を説明しています。
展示物一覧
ガリレオの望遠鏡レプリカ(20倍) / ガリレオ著『星界の報告』初版本 / のぞいて比べてみよう(ガリレオの望遠鏡レプリカ) / ガリレオの太陽黒点スケッチ / ニュートンの望遠鏡レプリカ / ニュートン著『光学』初版本 / 岡山188cm望遠鏡1/20模型 / パロマ天文台200インチ望遠鏡1/30模型 / スペクトルの観察 / 透過型対物グレーティング / ドップラー効果 / 赤外線で見てみよう / 重力の井戸 / 磁力線の観察 / 重力レンズ





プレス内覧会
報道関係者向けに、企画展「ガリレオの天体観測から400年-宇宙の謎を解き明かす-」を事前にご覧いただく機会を設けました。資料の用意の都合などがございますので、前日までに内覧会申込書にてお申し込みいただければと存じます。
日 時: 平成21年12月4日(金) 14時~15時
場 所: 大阪市立科学館 展示場
バス専用駐車場(下記地図「バスP」)側の職員通用口からお入りください
内 容: 企画展の解説・見学・撮影・質疑応答
参 加: 内覧会申込書に必要事項を記入の上、FAX 06-6444-5657 までお送りください
連絡先: 大阪市立科学館 企画広報グループ
電話:06-6444-5656,0873 担当:長谷川・大和谷

電子メール:
科学館周辺地図
■内覧会申込書 <pdfファイル>
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関連展示「天文稀覯書の公開」
大阪市立科学館では、ガリレオの『天文対話』など当館で所蔵する天文に関する貴重な書籍を、特別公開しています。
期  間: 平成21年1月4日(日)~平成22年1月31日(日) [予定]
9時30分~16時45分(観覧券の販売は16時まで)
場  所: 大阪市立科学館 展示場4階(常設展示場内)
観 覧 料: 展示場観覧券が必要
(大人:400円、高校・大学生:300円、中学生以下:無料)
展示資料: レギオモンタヌス著 『アルマゲスト概要』 初版本(1496年)
2世紀ローマ時代の学者プトレマイオスが著し、天動説の体系を説明する天文学書「アルマゲスト」のラテン語抄訳。訳者のレギオモンタヌス(ヨハン・ミューラー)は中世を代表するドイツの天文学者。1000年以上信じられていた天動説に基づき、精密な天文暦を作成した。
ガリレオ・ガリレイ著 『天文対話』 初版本(1632年)
ガリレオが、自身の天体観測から確信に至ったコペルニクスの地動説を、当時広く信じられた天 動説との対比しながら、対話形式で表現した本。一般人が読めるイタリア語で書かれてベストセラーとなった。一方で天動説を奉じていたキリスト教会に危険視 され、宗教裁判の火だねとなり禁書となった。
ティコ・ブラーエ著作集(1648年)
思弁的だった中世の天文学を、実際の自然を観測して法則を解き明かす現代的自然科学に導いたデンマークの天文学者ティコの著作を集成したもの。彼の望遠鏡発明以前で最高の観測データが、ケプラーの惑星運動の法則を生み、ニュートンの万有引力の法則を導くことになる。
クリスティアーン・ホイヘンス著 『発見されし宇宙世界』 初版本(1698年)
土星の環が描かれた世界で最初の本。オランダの科学者ホイヘンスが、天体望遠鏡を改良して見えてきた世界を発表した書籍。
ジェローム・ラランド著 『天文学』(2冊組) 初版本(1764年)
近代天文学の標準的教科書。太陽や惑星の位置を現代と同様な理論で精密計算する方法が書かれている。オランダを通じて日本にも持ち込まれ、大阪の私塾、先事館で研究された後に江戸時代の「寛政の改暦」の基礎となり、伊能忠敬の日本地図作りの測量にも使われた。
関連展示「天文稀覯書の公開」





企画展会期中の天文・宇宙に関する全天周映像
大阪市立科学館の全天周映像は、世界天文年を記念し、天文・宇宙に関する作品を上映しています。
「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」は大阪市立科学館オリジナルの作品で、日本が打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ」の冒険を、CGでリアルに描いたノンフィクション映画で す。「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」に着陸し岩石を採集、来年6月に地球に帰還する予定です。
「銀河鉄道の夜」は、宮澤賢治の世界をCGにより映像化し、幻想的でありながら不思議なリアリティー感をともなう作品となっています。平成19年10月~平成21年3月に上映し好評だったこの作品を、再上映します。
「OSAKA光のルネサンス2009」を記念して7日間限定で上映する特別プログラム「星空へのパスポート」は、NASAの協力によりアメリカ自然史博 物館が制作した作品です。地球を飛び出して太陽系、銀河系を過ぎ、宇宙の果てまで旅していきます。オリジナル版では俳優のトム・ハンクスがナレーターをつ とめおり、今回上映する日本語版は、トム・ハンクスの吹き替えでおなじみの江原正士さんのナレーションでお送りします。 

プラネタリウムホールスケジュール(企画展会期中)

平日(火曜~金曜)
プラネタリウム
「火星探査最前線」
※1 11時 12時 14時 16時
全天周映像「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」 13時
全天周映像
「銀河鉄道の夜」
15時
全天周映像
「星空へのパスポート」
18時30分
※2
19時30分
※2

土・日・祝日・冬休み期間(12/25~27・1/5~7)
プラネタリウム
「火星探査最前線」
10時 12時 14時 16時
全天周映像「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」 11時 13時
全天周映像
「銀河鉄道の夜」
15時
全天周映像
「星空へのパスポート」
18時30分
※2
19時30分
※2
※1 事前予約の学校団体専用学習投影プログラム
※2  12月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、23日(水・祝)、24日(木)、25日(金)の計7日間限定

観覧料 大人 高校・大学生 中学生以下
展示場 (企画展を含む) 400円 300円 無料
プラネタリウム「火星探査最前線」 600円 450円 300円
全天周映像「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」 600円 450円 300円
全天周映像「銀河鉄道の夜」 600円 450円 300円
全天周映像「星空へのパスポート」 500円





【参考資料】
■企画展リーフレット <jpgファイル>
企画展リーフレット(表面) 企画展リーフレット(裏面)
■大阪市立科学館の概要 <pdfファイル>