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プレスリリース

2010年9月2日

小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルを 西日本で初めて公開します

大阪市立科学館、大阪科学振興協会、近鉄百貨店は、小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還カプセルを宇宙航空研究開発機構(JAXA)からお借りし、特別に 公開いたします。これまで、JAXAゆかりの神奈川県相模原市などで公開されてきましたが、西日本での公開は初めてとなります。
小惑星「イトカワ」から帰還した「はやぶさ」帰還カプセルのほかにも、「エンジニアリングモデル」(地上実験用実物)を展示し、カプセル全体が組み上がった状態も見ていただけます。

今回の展示品は、長い宇宙の旅に耐えた生きた資料であり、宇宙開発分野などでの貴重な研究対象であります。公開期間中は、資料保全や研究・技術の盗用防止のために震動や温湿度管理を厳重に行い、会場内での写真・ビデオ撮影は一切禁止とさせていただきます。 「はやぶさ」帰還カプセル回収の様子
「はやぶさ」帰還カプセル回収の様子 (C)JAXA
なお、より多くの方にこの貴重な資料をご覧いただくため、近鉄百貨店 阿倍野店を展示会場といたします。
また、報道関係者向けに内見会を実施いたします。
開催概要
名称: おかえり「はやぶさ」帰還カプセル特別公開
日時: 平成22年9月17日(金)~9月21日(火)
午前10時~午後8時(最終日のみ午後5時まで)
場所: 近鉄百貨店 阿倍野店 9階アート館
観覧料: 無料(観覧整理券が必要)
備考: 会場内での写真撮影・ビデオ撮影等は全面禁止です(携帯電話等も含む)。
見学者には、資料を解説するリーフレットを配布します。
主催: 大阪市立科学館、大阪科学振興協会、近鉄百貨店
協賛: NEC
協力: 宇宙航空研究開発機構(JAXA)、和歌山大学宇宙教育研究所、小天体探査フォーラム

観覧整理券について
観覧整理券は、各日とも当日午前8時より近鉄百貨店阿倍野 店2階東入口(都ホテル側)にて、先着順で配布します(お一人につき1枚)。予定数(各日18000枚、最終日12000枚)に達した時点で、観覧整理券 の配布は終了します。観覧整理券は当日指定時間に限り有効、観覧時間は選べません。状況により、配布開始時刻や配布場所が変更になる場合があります。
なお、観覧券配布に関するお問い合わせは、近鉄百貨店阿倍野店(電話06-6624-1111)までお願いします。
観覧整理券配布場所





展示する帰還カプセル(予定)

●小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセル
「インスツルメントモジュール」(地球帰還実物)
地球帰還カプセルの「骨格」であったパーツで、この中にイトカワ で採取した試料を収める「サンプルコンテナ」や電子機器が搭載されていました。また、このインスツルメントモジュールにパラシュートが付き、前面および背 面に「ヒートシールド」が取り付けられていました。なお、「ヒートシールド」と「サンプルコンテナ」は研究・分析中であるため、展示はありません。 インスツルメントモジュール
インスツルメントモジュール (C)JAXA
「搭載電子機器部」(地球帰還実物)
帰還時に各部パーツの分離の指令や、着陸した時に回収隊を誘導するための電波ビーコンを発 信するなどのために搭載された電子機器です。大気圏突入時には、秒速12kmという非常に速い速度からの減速により、地上で感じる重力の50倍もの力がか かります。機器を樹脂で固めるといった工夫により、この力にも耐え、無事に機能が働きました。 搭載電子機器部
搭載電子機器部 (C)JAXA
「パラシュート」(地球帰還実物)
ポリエステル製で十字型の形をしています。地上5kmの高さで予定通り開傘し、適度なブレーキをかけてカプセルを地上に無事おろす役割を果たしました。 パラシュート
パラシュート (C)JAXA
「エンジニアリングモデル」(地上実験用実物)
地上でテストをするため、実際に「はやぶさ」に搭載されたカプセルと全く同じカプセルです。「ヒートシールド」が取り付けられた状態で展示されるため、中の「インスツルメントモジュール」は見えませんが、パーツが分離する前のカプセルの姿がわかります。 エンジニアリングモデル
エンジニアリングモデル (C)JAXA
写真パネル「サンプルコンテナ、前面および背面ヒートシールド」
小惑星「イトカワ」の試料を収める「サンプルコンテナ」および、カプセルを大気圏再突入の高熱から守った「ヒートシールド」は、研究・分析のため、写真パネルのみ展示となります。
その他展示
・企画コーナー「おかえり!はやぶさ まってたよ」
はやぶさの帰還で日本中が熱狂した様子を、写真、映像、新聞記事などで展示。はやぶさへの想いを、寄せ書きできるコーナーも設置します。
・はやぶさ大パネル
実物大のはやぶさのパネルを設置。はやぶさ探査機の大きさや構造などを実感していただきます。
・パネル展「はやぶさ7年間60億kmの旅」
7年間に渡る「はやぶさ」の宇宙の旅をパネルで振り返ります。





関連企画(予定)
公開を記念して、様々な場所で関連企画を開催します。
・はやぶさトークショー
・ミニ企画展 はやぶさが探った小惑星
・全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」追加上映
・天王寺動物園「セーカーハヤブサ」展示

1.はやぶさトークショー
和歌山大学宇宙教育研究所と大阪市立科学館の共催で、「はやぶさ」に関わった人たちによるトークショーを行ないます。
第1回「はやぶさを支えた人たち」 
日時: 9月18日(土) 午後2時~4時(予定)
講師: 小笠原 雅弘(日本電気航空宇宙システム株式会社)
矢野 創(JAXA宇宙科学研究所・固体惑星科学研究 助教)
飯山 青海(大阪市立科学館 学芸員) 他の予定
会場: 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118)
定員: 300名(申し込み先着順)
参加費: 無料
申込方法: 代表者名、参加人数、および「はやぶさトークショー第1回参加希望」と明記の上、 まで電子メールでお送りください。
申し込みは電子メールに限ります。
第2回「はやぶさと見た夢~関西からはやぶさとその未来を考える~」
日時: 9月20日(月) 午後2時~4時30分(予定)
講師: 尾久土 正己(和歌山大学宇宙教育研究所 教授)
森本 睦子(JAXA月惑星探査プログラムグループ 日本学術振興会特別研究員)
池下 章裕(スペースアート・クリエイター)
林 譲治(SF作家)
山川 宏(京都大学生存圏研究所 教授)
中谷 泰子(ジャズボーカリスト)  他の予定
会場: 大阪市立阿倍野区民センター大ホール
(大阪市阿倍野区阿倍野筋4-19-118)
定員: 600名(申し込み先着順)
参加費: 無料
申込方法: 代表者名、参加人数、および「はやぶさトークショー第2回参加希望」と明記の上、 まで電子メールでお送りください。
申し込みは電子メールに限ります。
トークショーに関して、詳しくはホームページhttp://www.wakayama-u.ac.jp/ifes/ まで。お問い合わせは、和歌山大学宇宙教育研究所(電話:073-457-8503)まで。
2.ミニ企画展 はやぶさが探った小惑星

会場: 大阪市立科学館
期間: 9月17日(金)~11月28日(日)の予定(資料は途中で入れ替え予定)
観覧料: 常設展示観覧料金が必要
(大人400円、高校・大学生300円、中学生以下無料)
展示
内容:
・はやぶさを打ち上げたM-Vロケット10分の1模型
・小惑星イトカワ精密模型(1/1000)
・ イトカワの画像パネル
・小惑星起源のいん石の実物
・関連映像
・はやぶさ関連グッズ
その他、JAXA資料(M-Vロケットの先端部品モデル) など
3.全天周映像「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」追加上映

会場: 大阪市立科学館 プラネタリウムホール
日時: 9月18日(土) 15時~、19日(日) 15時~・17時~、20日(月・祝) 15時~
(カプセル公開期間中の3連休)
観覧料: 大人600円、高校・大学生450円、中学生以下300円
定員: 各回300名
備考: 通常どおり13時からも上映
チケットは、当日朝9時30分から販売(売り切れ次第、販売終了)
4.天王寺動物園「セーカーハヤブサ」展示
小惑星探査機「はやぶさ」の名前の元となった鳥の「ハヤブサ」を展示しています。
会場: 天王寺動物園
期間: 9月1日より展示
備考: 「セーカーハヤブサ」を展示
詳しくは天王寺動物園(電話:06-6771-8401)まで





マスコミ内見会
報道関係者向けに、「はやぶさ」帰還カプセルを事前にご覧いただく機会を設けております。また、資料の用意の都合などがございますので、前日までに内見会申込書にてお申し込み下さい。

日時: 平成22年9月17日(金) 午前8時30分~9時15分
場所: 近鉄百貨店 阿倍野店 9階アート館
※近鉄百貨店 阿倍野店 2階東入口(都ホテル側)へお越しください
近鉄百貨店 阿倍野店
内容: 特別公開の解説・見学・撮影・質疑応答
申込み: 別紙「マスコミ内見会申込書」に必要事項を記入の上、FAX:06-6444-5657までお送りください
連絡先: 大阪市立科学館 企画広報グループ
電話: 06-6444-5656,0873(前日の9月16日まで)
080-3103-4788(内見会当日の9月17日)
担当: 大阪市立科学館 広報担当
長谷川、大和谷(やまとだに)、曽我部(そがべ)
※今回プレスで使用した画像は、大阪市立科学館のホームページ、プレスリリース内にデータを添付しております。
http://www.sci-museum.jp/server_sci/promot/press_aa.html