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特別投影

スペシャルナイト「アルマ望遠鏡でさぐるオリオン大星雲」

イベントは終了しました
  • ©国立天文台
  • ©ESO/Y. Beletsky©A. Duro/ESO

上:オリオン大星雲中の大質量原始星「電波源I」の想像図
下:アルマ望遠鏡

冬の夜空に輝くオリオン座には、「オリオン大星雲」とよばれる天体があります。望遠鏡で見ると、まるで鳥が羽をひろげたような美しい光景をしています。そこでは今まさにたくさんの星が生まれており、星の誕生のしくみを研究する上で重要な天体の1つです。そこで今回は、国立天文台の研究者の方々をお招きし、2013年3月から運用が本格的に開始された南米チリの「アルマ望遠鏡」での観測の様子や、オリオン大星雲の研究最前線についてお話をしていただきます。

国立天文台の廣田朋也助教が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡を用いて高温水分子からの電波観測を行い、オリオン大星雲にある大質量原始星「電波源I(アイ)」の周りに、回転するガス円盤があること、中心付近からジェットが噴き出していることを発見しました。アルマ望遠鏡の高い解像度によって、電場源Iの正体がガス円盤であることが初めて明らかになったのです(上画像)。

アルマ望遠鏡とは、南米チリの標高約5000メートルのアタカマ砂漠に設置された世界最高性能の巨大電波望遠鏡群です。直径7~12メートルのパラボラアンテナ66台を組み合わせる干渉計方式の電波望遠鏡で、天体が発するさまざまな電波をとらえ、私たちがこれまで知ることのできなかった宇宙の謎に挑んでいます(下画像)。

日時 2017年3月25日(土) 18:30〜20:30(開場18:00)
場所 プラネタリウムホール
対象 小学1年生以上
※小学生の方は、必ず保護者の方と一緒にお申し込みください。
定員 300名(事前申し込み制・先着順)
参加費 500円
申し込み方法
(1)チケット前売り
大阪市立科学館・地下1階チケットカウンターで販売しております。
(2)チケット事前申し込み
WEB申し込みは、枚数に達したため締め切りました。
<※(1)(2)とも定員に達し次第終了させていただきます。>

スケジュール

18:00 開場
18:30 開演
18:32 講演1:アルマ望遠鏡プロジェクトの概要(平松 正顕氏)
19:00 講演2:チリ・アルマ望遠鏡施設の紹介(浅山 信一郎氏)
19:15 オリオン座や南天の星空のプラネタリウム解説(西野 藍子)
19:30 講演3:オリオン大星雲のアルマ観測最前線(廣田 朋也氏)
20:10 質疑応答
20:30 終了

※スケジュール・内容などは変更される場合があります。

出演者プロフィール

平松 正顕(ひらまつ まさあき)

国立天文台チリ観測所助教。総合研究大学院大学助教を併任。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻を修了後、台湾中央研究院天文及天文物理研究所博士研究員を経て現職。専門は星形成で、電波望遠鏡を用いて星の誕生メカニズムに関する観測的研究を行っている他、アルマ望遠鏡の広報担当として講演・執筆活動を行っている。

浅山 信一郎(あさやま しんいちろう)

国立天文台チリ観測所准教授。総合研究大学院大学准教授を併任。博士(理学)。大阪府立大学大学院理学系研究科物質科学専攻終了後、国立天文台先端技術センター助教を経て現職。専門は超伝導電波冷却受信機開発。アルマバンド4受信機開発を主導した後、2009年からチリに赴任中。現在はアルマ新規開発およびエンジニアリングマネージャとして、世界中を飛び回り国際協力によるアルマ望遠鏡の運用と将来の性能向上のための研究開発を行っている。

廣田 朋也(ひろた ともや)

国立天文台水沢VLBI観測所助教。総合研究大学院大学助教を併任。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻を修了後、鹿児島大学助手を経て現職。専門は星形成・星間化学で、アルマ望遠鏡を用いた撮像観測によりオリオン大星雲における大質量星形成機構の解明を目指した研究や、国内外の超長基線電波干渉計(VLBI)ネットワークを用いた高空間分解能の観測的研究を進めている。

西野 藍子(にしの あいこ)

大阪市立科学館学芸員(天文担当)。幼少期は大阪市立電気科学館(当館の前身)が大好きで、カール・ツァイス製のプラネタリウム投影機と『透明人間の部屋』に感動したことを覚えている。学生時代は、アルマ望遠鏡の計画当初から尽力されている大阪府立大学小川英夫教授のもとで電波天文学の基礎を学んだ。科学館ではプラネタリウム投影や天体観望会など、天文の教育・普及活動を行っている。

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