プレスリリース
科学館の入館者数が1000万人にせまる 達成日に記念式典とパネル展も開催予定
大阪市立科学館では、平成18年(2006年)9月28日(木)午前10時ごろに、平成元年(1989年)10月7日開館以来の入館者数が1000万人に達する見込み(※)です。これを記念して式典を開催します。1000万人目の入館者には式典に参加していただく予定です。
また、同時にパネル展を開催。科学館の歴史を来館者に振り返っていただけるようにいたします。このパネル展は前身の大阪市立電気科学館(昭和12年3月 13日開館)もふくめた内容を予定しています。電気科学館は1906万7216人の入館者があったため、再来年度には総計3000万人を迎える見込みで す。
科学館は1000万人が科学と出会ったこの館を大阪の人々が誇り、今後ともさらに身近な学びの場として活用していただくよう努力してまいります。
※科学館入館者数 9月20日現在:累計 998万8082人
入館1000万人記念式典の内容(予定)
平成18年9月28日(木)
開館(9:30) | 入館1000万人看板掲出・表彰台設置。観覧券売り場にて カウント開始 |
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10:00ごろ | 1000万人達成(予定) |
10:00すぎ~ | 30分間 地下アトリウムにて 1000万人目の方と記念式典(表彰、記念撮影) |
表彰終了後、館長室にて1000万人目の方に記念品贈呈、館長と歓談等
入館1000万人記念パネル展の内容(予定)
期間: | 平成18年9月26日(火)~12月27日(水) 科学館開館時間中(9:30~16:45) |
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場所: | 大阪市立科学館地下アトリウム |
内容: | 前身の大阪市立電気科学館から今日までの歴史を、写真パネル12枚により構成する。 |
下記はパネル使用写真の例
入館100万人記念式典
開館時の施設遠望
手塚治虫さんを迎えて電気科学館50周年講演会
<参考資料>大阪市立科学館の概要
名称 | 大阪市立科学館 |
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英語 | Osaka Science Museum |
テーマ | 「宇宙とエネルギー」 |
設立 | 1989年(平成元年)10月7日 設置者 大阪市 ※関西電力株式会社が、建物および展示設備を寄贈(65億円分) ※前身の大阪市立電気科学館は1937(昭和12)年3月13日設立で日本初の科学館・プラネタリウム館 |
住所 | 〒530-0005 大阪市北区中之島4丁目2番1号 |
電話 | 06-6444-5656 |
ファックス | 06-6444-5657 |
URL | http: //www.sci-museum.jp/ (パソコン・携帯電話両用) |
館長 | 髙橋 憲明(たかはし のりあき 髙は、上の口が目のハシゴダカ) 大阪学院大学教授・大阪大学名誉教授(物理学) |
観覧料金 |
展示場大人:400円 高校・大学生:300円 中学生以下:無料 プラネタリウム大人:600円 高校・大学生:450円 中学生以下:300円 オムニマックス映画大人:600円 高校・大学生:450円 中学生以下:300円 |
展示場:面積約3000㎡ 展示点数約200点
参加体験型の「ハンズオン」展示と「資料」展示の両方を展示
展示場内のサイエンスショーでは学芸員が実験を毎日3~4回演示し、科学解説を行う。
プラネタリウム:ドーム直径26.5m(大きさ世界5位・世界最大級)、座席数320、20度傾斜
実際の空を精密に再現した「ミュージアムグレード」のプラネタリウム(平成16年製)と迫力ある映像を作る全天デジタル動画装置(デジタルスカイビュー)(平成16年製) 天文学者の学芸員5人が機器を操り、身近な星空から最先端の話題までわかりやすく投影
オムニマックス映画:プラネタリウムと同じドームに映写する世界最大の映画
通常映画の4倍のサイズフィルムを使用し、大型スクリーンに精細な映像を再現。映像の中に入り込んだような「没入感」を味わえ、圧倒的な迫力がある。
教育事業
友の会:会員1000名以上の友の会では月刊うちゅうを発行
天体観望会、化学実験教室、講座など各種イベント・教育事業を随時開催
研究事業
博士号を持つ研究者が5人など12人の研究職員(館長、学芸員)が、天文学、物理学、化学、 科学史、教育学などの各分野とその科学館への応用などを研究。論文や学会などでの発表、執筆 活動などのほか、資料の充実や展示、プラネタリウム等への展開を行っている。
資料収集
大阪市指定文化財ツァイス型プラネタリウムをふくめ、大正~昭和初期の電気器具、エジソン 電球につかわれた竹、天文学デジタルデータなど1万点以上の資料を持つ
<参考資料>大阪市立科学館の沿革(含:入館者数来歴)
大阪市立科学館は大阪市が市制100周年(平成元年)記念事業の一つとして計画、関西電力株式会社からの寄贈申し出により実現の運びとなり、平成元年10月開館した。
年月日 | 西暦 | できごと |
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昭58年08月25日 | 1983 | 大阪市制100周年記念事業基本構想の中に新しい科学技術館の新設がうたわれる。 |
昭61年09月29日 | 1986 | 関西電力(株)から大阪市制100周年に賛同し、関西の電気事業創業100年を記念して「科学技術館(仮称)」を建築して寄贈する旨申し出 |
昭62年02月09日 | 1987 | 科学技術館展示構想委員会発足(委員10名で構成)、第1回展示構想委員会開催(以後開館までに6回開催) |
昭63年01月27日 | 1988 | 「科学技術館(仮称)」建築工事着工 |
昭63年10月07日 | 1988 | 大阪市教育委員会内に科学技術館開設準傭室設置 |
平元年04月01日 | 1989 | 大阪市立科学館条例制定、「科学技術館(仮称)」の名称を「大阪市立科学館」に決定 |
平元年05月31日 | 1989 | 大阪市立電気科学館閉館 |
平元年07月01日 | 1989 | 大阪府教育委員会において(財)大阪科学振興協会設立認可 |
平元年08月25日 | 1989 | 建物施設完工、関西電力(株)から大阪市へ引き渡し |
平元年10月07日 | 1989 | 開館 |
平02年12月16日 | 1990 | 入館者100万人達成 |
平04年07月05日 | 1992 | 入館者200万人達成 |
平05年12月25日 | 1993 | 入館者300万人達成 |
平06年07月29日 | 1994 | 第一次展示改装 |
平07年08月20日 | 1995 | 入館者400万人達成 |
平08年03月19日 | 1996 | 博物館として登録される |
平08年07月13日 | 1996 | 国際プラネタリウム協会1996年大阪大会開催(7月19日まで) |
平09年05月18日 | 1997 | 入館者500万人達成 |
平11年06月24日 | 1999 | 入館者600万人達成 |
平11年10月07日 | 1999 | 第二次展示改装 |
平13年07月20日 | 2001 | 入館者700万人達成 |
平15年07月12日 | 2003 | 入館者800万人達成 |
平15年12月01日 | 2003 | プラネタリウム整備事業着工 |
平16年06月23日 | 2004 | プラネタリウム整備事業竣工 |
平16年07月07日 | 2004 | プラネタリウムリニューアルオープン |
平17年05月22日 | 2005 | 入館者900万人達成 |
平17年09月22日 | 2005 | 条例改正。市条例第110号。指定管理者制度導入 |
平18年03月02日 | 2006 | (財)大阪科学振興協会が指定管理者に指定(2年間) |
平18年03月31日 | 2006 | 年間最多入場者数を記録(709,259名) |
<参考資料>同種施設の来館状況
延床面積 | 開館 | 累計入館者 | X万人達成 | 年間入館者 | 備考 | ||
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(平 16 ) | (平 17 ) | ||||||
札幌市 青少年科学館 |
10,017 | 昭56(1981).10.1 | 930万人 (8月末) |
500万人(平9.8) | 306,975 | 359,959 | 平成16年改修で一部休館 |
千葉県立 現代産業科学館 |
8,493 | 平6(1994).6.15 | 348万人 (8月末) |
100万人 (平9) |
160,584 | 175,768 | 平成15年より入館料有料化 |
科学技術館 (国立:東京都) |
25,194 | 昭39(1964).4.12 | 2440万人 (平18.3) |
574,324 | 601,412 | ||
横浜こども科学館 | 6,484 | 昭59(1984).5.5 | 584万人 (8月末) |
500万人(平15.7.31) | 296,518 | 284,104 | |
名古屋市科学館 | 21,687 | 昭37(1962).11.1 | 2311万人 (平17末) |
1000万人 (昭59) |
615,424 | 486,104 | 平成17年愛・地球博開催影響 |
神戸市立 青少年科学館 |
12,380 | 昭57(1982)一部開館 | 853万人 (8月末) |
500万人 (平6) |
300,000 | 300,000 | 昭59年に全館開館 |
福岡県 青少年科学館 |
8,039 | 平2(1990).5.1 | 403万人 (8月末) |
400万人 (平18.8.24) |
285,609 | 239,143 | 平成17年改修で一部休館 |
大阪市立科学館 | 9,331 | 平元(1989).10.7 | 999万人 (9.20) |
上記のとおり | 582,777 | 709,259 | 平成16年改修で一部休館 |
※科学館入館者数 9月20日現在:累計 998万8082人
<参考資料>大阪市立科学館の1日あたり平均入館者数
期間 | 平日(人) | 土日祝日(人) |
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平成18年6月 | 1666 | 3171 |
平成18年7月 | 1849 | 3543 |
平成18年8月 | 3650 | 4386 |
平成18年9月(20日まで) | 1282 | 3203 |
昨年(平成17年)9月 | 1572 | 2911 |
<参考資料>大阪市立科学館9月28日の予約状況(9月20日現在)
到着予定 | 予約団体名 | 予約(人) |
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9:30 | 和泉市立国府小学校 | 175 |
東大阪市立森河内小学校 | 88 | |
大和郡山市立平和小学校 | 76 | |
尼崎市立園和小学校 | 139 | |
美木多小学校(雨天時のみ) | 107 | |
9:50 | 大阪市立東我孫子中学校 | 158 |
10:00 | 猪名川町立松尾台小学校 | 87 |
富田林市立東條小学校 | 47 | |
富田林市立藤沢台小学校 | 98 | |
10:30 | 亀岡市立つつじヶ丘小学校 | 137 |
亀岡市立安詳小学校 | 104 | |
堺市立向丘小学校 | 109 | |
12:00 | 堺市立槇塚台小学校 | 55 |
13:00 | 大阪狭山市立西小学校 | 96 |
14:30 | 美作市立英田小学校 | 36 |
15:10 | 福山市立赤坂小学校 | 38 |
合計 | 1550 |
※小学校等は年間で行事予定を組んでいるため、今後予約が増減することはまずありません。