プレスリリース
電気科学館のプラネタリウムの思い出展を開催します ~みなさまの思い出を募集します~
大阪市立科学館では、現在の科学館の前身である大阪市立電気科学館の開館75周年を記念し、電気科学館のプラネタリウムの思い出展を平成25年3月5日(火)から3月31日(日)まで開催します。
みなさまより電気科学館のプラネタリウムに関する思い出を募集し、お寄せいただいた思い出を、現在科学館で展示している電気科学館時代のプラネタリウム投影機とともに展示します。
日本のプラネタリウムの歴史は、1937年(昭和12年)に大阪市立電気科学館にカールツァイスⅡ型プラネタリウム投影機が導入されたことから始まりました。
1989年(平成元年)に引退するまでの52年間に、この投影機で星空を楽しんだ人は、延べ2,000万人にもなります。この投影機は、2000年(平成12年)に大阪市登録文化財に指定されました。
開催概要
1 募集内容 | 電気科学館プラネタリウムの思い出 |
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2 応募方法 | はがき |
3 送り先 | 〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1 大阪市立科学館 プラネタリウムの思い出係 |
4 応募締切 | 平成25年3月1日(金)(必着) |
5 展示期間 | 平成25年3月5日(火)から3月31日(日)まで |
6 展示場所 | 大阪市立科学館プラネタリウム入口 |
※ご住所・お名前は、「思い出」とは別の面にお書きください。
※お寄せいただいたはがきはご返却できませんのでご了承ください。
※展示することが適当でないと判断されるものは、展示しない場合があります。
大阪市立電気科学館のプラネタリウム
1937年(昭和12年)、大阪市立電気科学館に導入されたドイツのカールツァイス社製プラネタリウム投影機。
両端のボール状の部分が恒星投影部、それをつなぐ部分が太陽、月、惑星の投影部となっています。8900個の恒星を映し出し、170枚以上のギアの組み合わせで地球上のどこから見た、いつの星空 でも再現できるという当時のハイテク機器でした。電気科学館が閉館した1989年(平成元年)まで使われました。
現在、大阪市立科学館プラネタリウムホール入口にて展示されています。2000年(平成12年)に大阪市登録文化財に指定されました。
1 形式 | カールツアィスⅡ型25号機 |
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2 設置 | 1937年(昭和12年) |
3 製造 | ドイツ・カールツァイス社 |
4 投影できる恒星数 | 8900個(6.5等級の星まで) |
5 高さ | 4.7メートル(床から) |
6 重さ | 約1.5トン(本体のみ) |
7 天体運動 | 日周運動、年周運動、歳差運動、経度変化 |
8 投影機 | 恒星、太陽、月、惑星、星座名、黄道、赤道、歳差円、朝夕焼、薄明 |
関連行事
キャプションが入ります
スペシャルナイト「”わが町”の天象儀(プラネタリウム)」
この企画は、電気科学館時代から長年プラネタリウムに携わった大阪市立科 学館館長の加藤賢一の講演と、ラストシーンに電気科学館のプラネタリウムが登場する川島雄三監督の「わが町」の特別上映を行なうものです。あわせて、大阪 市登録文化財として静展示されているカールツァイスⅡ型投影機に特別に灯をともし、一夜かぎりの復活に挑みます。
開催概要
日時 | 平成25年3月16日(土)18時~20時40分(開場17時30分) |
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場所 |
大阪市立科学館プラネタリウムホール 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」3号出口から西へ約500メートル 電話番号:06-6444-5656 ファックス:06-6444-5657 |
対象 | 大人(18歳以上) |
定員 | 250名(チケット購入先着順) |
料金 | 1000円(全席共通) |
チケット販売 | チケット購入方法 科学館チケットカウンターにて1月19日(土)より販売いたします。(下記の予約を含め、定員に達ししだい、販売は終了いたします。) |
チケットの予約方法 | 代表者の氏名、ご住所、電話番号、メールアドレス、同伴する方の氏名、必要なチケット枚数を明記し、1月19日(土)以降下記の電子メールアドレスまでお申 し込みください。(返信メールが届かない場合は、恐れ入りますが科学館(06-6444-5656)までお電話ください。) |
予約電子メールアドレス | wagamachi@sci-museum.jp |
映画「わが町」
川島雄三監督作。明治末、意地と正義の一徹さで娘と孫娘を育て上げた男の涙の一代記。原作は、大阪ゆかりの作家・織田作之助です。ラストシーンに電気科学館のプラネタリウムが登場します
1 公開 | 1956年 |
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2 制作 | 日活株式会社 |
3 監督 | 川島雄三 |
4 原作 | 織田作之助 |
5 出演 | 辰巳柳太郎、南田洋子、三橋達哉、高友子、大坂志郎ほか |
(参考)大阪市立電気科学館
大阪市立科学館の前身。1937年(昭和12年)に開館し、1989年(平成元年)閉館しました。日本で初めて科学館と いう名称を用いた施設でした。日本で初のプラネタリウムを擁し、開館しました。通称は電館(でんかん)。所在地は、大阪市西区新町、四ツ橋交差点の北東角 にあり、地下鉄四つ橋線四ツ橋駅と地下で直結していました。作家、織田作之助の作品「わが町」にも登場します。また、漫画家の手塚治虫も少年時代に開館間 もない電気科学館に頻繁に通っていました