プレスリリース

大阪市立科学館で金環日食観望会を開催します ~5月21日、大阪で282年ぶりに金環日食が見られます~


1987年、沖縄で
見られた金環日食

大阪市立科学館では、平成24年5月21日(月)に大阪では282年ぶりに観測される金環日食の観望会を開催します。
金環日食(きんかんにっしょく)は、月が太陽と重なり、太陽が欠けて行き、やがて環のように見える日食です。
観望会では、科学館の望遠鏡でとらえた太陽の映像を、プロジェクターを使用し科学館の外壁に大画面で投射します。また、望遠鏡に取り付けた板に像を投影して観察していただきます。
誤った太陽の観察法は危険ですので、当日は、科学館の専門の学芸員や観望会指導員と一緒に安全な方法でご覧いただきます。

金環日食観望会

日   時

5月21日(月)午前7時~8時

場   所

大阪市立科学館(南側広場)

アクセス

地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」3号出口から西へ約500m
京阪中之島線「渡辺橋駅」2出口から南西へ約400m

参加方法

参加無料、申し込み不要、当日会場内にお越しください

持 ち 物

不要。日食観察用メガネがあればご持参ください。

お問い合わせ先

06-6444-5656 (当日は自動応答)

その他

雨天の場合は中止いたします。開催か中止かを当日午前6時に決定いたします。午前6時以降、ホームページ、またはお電話06-6444-5656(当日は自動応答)でご確認 ください。
また、当日科学館は休館日ですので、プラネタリウム、
展示場はご覧いただけません。
また当日、駐車場料金の割引はできません。ご了承ください。

日食観望会のイメージ写真(2009年7月22日、科学館での日食観望会の様子)

大阪市立科学館・金環日食観望会 会場案内

所在地等 〒530-0005 大阪市北区中之島4-2-1
大阪市立科学館 南側広場
TEL:06-6444-5656  http://www.sci-museum.jp/
アクセス

地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」3号出口から西へ約500m
京阪中之島線「渡辺橋駅」2出口から南西へ約400m

科学館の金環日食関連のとりくみ

1.金環日食レクチャー

期間:4月28日(土)~5月20日(日)の土日祝日の11時からと15時から(各20分間)
場所:科学館地下1階アトリウム(無料スペース)
内容:金環日食の原理、大阪での見え方、日食の観察の仕方、見どころなどを
紹介します。

2.ミニ企画展

期間:平成24年4月26日(木)~5月27日(日)
場所:科学館地下1階アトリウム(無料スペース)
内容:日食の原理、日食の見え方、観察道具など、日食に関連する写真や情報、
資料を展示します。

3.ミニブックの発行

日食の原理、各地での見え方情報、観察方法などの紹介(16ページ、予価100円)

4.ホームページ

金環日食の原理、日食に関する情報、各地での見え方、安全な観察法など
(科学館に金環日食の特設ページがございます。http://www.sci-museum.jp/)

5.プラネタリウム「神秘の太陽 金環日食」の投影

期間:平成24年3月1日(水)~5月27日(日)
場所:プラネタリウムホール
内容:どうして日食が起こるのか、このチャンスを逃さず楽しむにはどうしたらよいか、    実際の空を再現しつつ、観察方法をご紹介します。

6.関連グッズの販売

科学館売店では、日食観察用メガネ、ミニブックなど今回の金環日食関連グッズをご用意しております。金環日食観察にぜひご活用ください。

売店日食関連グッズコーナー

参考資料

日の出 4時51分
欠け始め 6時17分9秒※
金環日食 7時28分33秒
~7時31分9秒※
欠け終わり 8時54分20秒※

科学館での値(※国立天文台の計算式により算出)

日食の経過写真(1987年 沖縄)

日食と今年見られる珍しい天文現象

次におこる日食
                                                                                                                                                 

金環日食 皆既日食 部分日食
日にち 2013年
5月10日
2030年
6月1日
2012年
11月13日
2035年
9月2日
2016年
3月9日
場 所 オーストラリア、
ソロモン諸島、
南太平洋
北海道 オーストラリア
(北部) 、
南太平洋
北陸、関東 日本各地(大阪でも見られる。
インドネシアでは皆既日食となる)

その他、大阪で起こる日食をまとめたもの(大阪市立科学館、江越学芸員のページ)

日本での過去の金環日食の記録
日にち 見えた場所 記事・記録
1987年9月23日 沖縄本島 前回の金環日食
1958年4月19日 奄美大島・
種子島~
八丈島
1955年12月14日 与那国島
1948年5月9日 礼文島
1937年12月3日 父島
1883年(明治16年)
10月31日
東北 錦絵が残っている。
(国立天文台のホームページ)
1730年7月15日
(享保15年6月1日)
近畿および中国と四国の一部 将軍徳川吉宗の時代。
寛政歴書に「於京師書 見金環食」という記載が残されている。
珍しい天文現象 2012年6月6日(水)、金星の太陽面通過 日食メガネで観察OK

金星の太陽面通過は、太陽の前を金星が通っていく現象です。まんまるの黒い点が、6時間かけ、ゆっくりと太陽を横切ります。
2012年6月6日の午前7時すぎ~午後1時すぎに起こります。この現象も日食メガネで観察ができます。
金星の太陽面通過は、地球全体で100年に2回しか起こらない珍しい現象です。ちなみに日食は1年に2回は見られます。次回は地球全体で2117年までありません。明治時代の1874年の現象では、欧米の観測隊が船で日本まで観測に来ています。
2012年8月14日(火)に金星食
8月14日は、金星が月に隠される金星食が見られます。大阪では、夜明け前東の空で2時44分に始まり、3時30分に終わります。金星は翌日に太陽から最も離れる時期にあるため、高度も十分あって観察しやすくなっています。


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