プレスリリース
2014年11月26日
大阪市立科学館 企画展「江戸時代の天文学」を開催します
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大阪市立科学館では、平成27年1月20日(火曜日)から3月1日(日曜日)まで、企画展「江戸時代の天文学」を開催します。 本企画展は、江戸時代の天文学がどのようなものであったかを、約35点の資料で紹介するものです。江戸時代に使われた星座の図や、太陽黒点や天王星の観測記録、江戸幕府が40年間を費やして翻訳をしたオランダの天文書の原書と翻訳原稿などの資料を通し、古代から続く伝統的な流れを受け継ぎながらも蘭学の影響により急速に近代化する天文学を概観します。 なお、本企画展は、大阪歴史博物館で開催されるテーマ展示「『はかる』の歴史」(平成27年1月28日(水曜日)から3月23日(月曜日)まで)(平成26年11月26日別途報道発表)、大阪市立中央図書館で開催される図書展示「江戸時代の天文学展」(平成26年12月19日(金曜日)から平成27年2月18日(水曜日)まで)(平成26年11月26日別途報道発表)との連携展示です。 |
開催概要 | |||||||||||||||||||||
私たちを取り巻く宇宙を探求する天文学は、もっとも古くからある学問の一つといわれます。日本では6世紀頃から天文学がはじまりましたが、江戸時代に入ると、オランダから徐々に入り始めた近代的な天文学が浸透し、人々の宇宙に対する知識や考えも、急速に変化していきます。特に江戸時代後期には、大阪の地で優秀な天文学者を輩出し、最先端の研究が行われ、日本の天文学に大きな影響を与えました。そのような近世大阪の天文学を知る資料は、大阪歴史博物館をはじめ、大阪市立中央図書館、大阪市立科学館に受け継がれています。 本企画展では、大阪市内の施設が所蔵するコレクションを中心とした約35点の資料を通じて、江戸時代の人々はどのような星座を見ていたのか、天体の知識はどの程度持っていたのか、西洋天文学をどのように受け入れたのかなど、江戸時代の天文学の様子を紹介します。 |
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取材について |
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取材をご希望の場合は、事前に下記担当までご連絡ください。 (連絡先) 大阪市立科学館 電話番号:06-6444-5656 ファックス:06-6444-5657 |