プレスリリース
2014年8月20日
大阪市立科学館 25周年記念事業プラネタリウム2番組の投影と企画展を実施します
実施概要 |
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〇解説 原作小説「沈黙のフライバイ」(ハヤカワ文庫)は、1998年に発表された短編SF小説です。小説では、研究者・野嶋によって、不可能に思えた太陽系外の恒星への宇宙人探査が、現代の技術で可能であることが示され、物語は、宇宙人とのファースト・コンタクトへと展開していきます。「すぐそこにあるかもしれない未来」を描いた作品です。 本作は、日本のSFファンが、その年の一番の作品であると評価した「星雲賞」を受賞しています。今回はこの人気SF小説を初めてプラネタリウム番組としたものです。 |
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〇初の実写ドラマ 本作品は、大阪市立科学館のプラネタリウム番組としては、初めて実写ドラマを取入れました。制作は大阪の放送業界で活躍するスタッフに依頼し、リアリティを出すために、実際に人工衛星を打ち上げている、大阪府立大学工学部にてロケを行いました。 また、全天CG(コンピュータ・グラフィックス)動画も、大阪市内で作成されています。 |
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![]() 御竹 龍雪 OffiCe CMC.LLC |
![]() 濵口 奈菜 (株)サンミュージック ブレーン |
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ドラマ制作:BUDDY株式会社 CG制作:有限会社イメージファクトリー 制作:コニカミノルタプラネタリウム株式会社 ドラマ撮影:株式会社MABU 音響制作:株式会社テレコープ メイクスタイリスト:近藤 綾香 キャスティング:株式会社Eフラットプロモーション |
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〇宇宙人探査の方法 宇宙人探査は、JAXAに所属する研究者・野田篤司氏が考案した恒星間宇宙船を利用した方法を紹介します。「サーモンエッグ」といわれる、多数の小型宇宙船を使った方法です。今日まで実際の計画に上がったことはありませんが、現代の科学技術の延長線上で、実現可能とされています。今回は、野田氏にシナリオの一部を検討していただき、演出に反映しました。 |
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〇報道関係者向け完成試写会 平成26年8月26日(火曜日)17時30分より、報道関係者向けの試写会を行います。 参加ご希望の報道関係者の方は、試写会参加申し込みフォームにて、平成26年8月25日(月曜日)までに電子メールまたは、ファックスでお申し込みください。 |
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プラネタリウム「はやぶさ2、小惑星へ!」 | |
<概要> 太陽系には、地球や火星、木星などの惑星の他に、小惑星という種類の天体がたくさんあります。その一つを「はやぶさ2」(※)は目指します。 小惑星について紹介するとともに、「はやぶさ2」がどのように小惑星を探査するのか、また、小惑星を研究することの目的を紹介します。 |
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<ポイント> ・「はやぶさ2」が小惑星を探査する様子(想像図)を、プラネタリウムならではのドーム全体に広がるCG(コンピュータ・グラフィックス)で紹介します。 ・太陽系の「小惑星」という存在を、太陽やその他の惑星と関連付けて紹介します。 |
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