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スタッフだより

科学館で働くスタッフを紹介します

科学館ってどんなところ? どんな人たちが働いているの? などなど、いろいろな角度から大阪市立科学館をご紹介します。

第104回 プラネタリウム「星空オールナイト」

2016年8月30日

今回のスタッフだよりは、プラネタリウムプログラム「星空オールナイト」の企画制作を担当した石坂学芸員に話を聞きました。

なんだか昔なつかしいポップスを思い出すタイトルですね・・・


秋は星空を楽しむベストシーズンです。  
もしも一晩、秋の夜空を見ていたら、秋の星座だけではなく、夕方には夏の星座、真夜中には冬の星座、そして明け方には春の星座の一部が見えてきます。  
あの歌とはぜんぜん関係がないのですが、澄んだ秋の一夜のキラメキをオールナイト気分で見ていこう、というのが、このプログラムです。



秋なのに、夏や冬の星座が見えるのですか?


季節の星座というのは、その日の午後8時~9時ぐらいに南の空で見ごろを迎えます。  
地球を取り巻く360°の星空を四季が分けるとすると、一つの季節の星座はだいたい90°の範囲に入ることになります。  
時間が経つと、星は東から西へと動いていきます(これを「日周運動」といいます)。  
だから、東から西まで180°のうち、南の90°が秋の星座だった時、西側には一つ前の季節つまり夏の星座があり、東側には次の季節つまり冬の星座が姿をあらわしています。  
星座早見盤があれば、今、どんな星座が見えているのか、コンピュータも使わずに簡単に知ることができます。





星座早見盤の使い方が、よくわからないんです・・・

安心してください、今回のプログラムでは星座早見盤の使い方についても紹介しています。

地球は24時間で約360°回るので(これが「自転」ですね)、1時間で星は15°動きます。
星座早見盤はこの動きを再現するように作られています。外側のダイヤルが日付、内側のダイヤルが時刻の目盛りになっていますので、見たい日付と見たい時刻を合わせるようにダイヤルを回してください。星座早見盤には方角の印もついています。自分が見ている方角の印が下になるように持って、空にかざしてみてください。
一家に一枚、ぜひ星座早見盤をご用意ください。
ミュージアムショップでも、いろいろな種類の星座早見盤を取りそろえています!




星座早見盤なら、月や惑星の位置もわかりますか?


残念ながら、星座早見盤で再現できるのは星座だけです。  
どうしてかというと、月や惑星は、日周運動(地球の自転)で動くだけではなくて、自分自身も動いているので、とても複雑な動きになるからです。  
今年は、夕方の西空に金星と火星、低いところに土星があり、明け方の東の低空には水星と木星といった惑星が加わって夜空をにぎやかにしています。  
プラネタリウムでは、その日夜空に見える惑星についても紹介しています。








最後にひとこと

石坂千春学芸員

この「星空オールナイト」では、生解説ならではの強みを活かしてその時々の天体現象や天文ニュースも織り交ぜながら、投影スタッフが気のおもむくままにお話します。
まるでプラネタリウムで徹夜したかのように、ひとときの星空解説をお楽しみください。
瞳を閉じずに、はずむココロで見てください!投影は11月27日(日)までです!

石坂千春のホームページ
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