スタッフだより

第62回 プラネタリウム新プログラム「木星」

2013年4月4日

いよいよ12月からプラネタリウム、新プログラムが始まります!今回のスタッフだよりはプラネタリム木星のみどころについて飯山学芸員と西野学芸員に聞きました。

―――新プログラム「木星」のご紹介

最近、日没後の空を見ると、東の空にひときわ明るい星があることに気が付きます。これが、木星です。

木星は、地球と同じように太陽を回る惑星の仲間です。地球とは兄弟といってもいい関係にあります。しかし、木星の姿は地球とは違っています。

―――木星の縞模様(しまもよう)について教えてください

木星を望遠鏡で観察した時に、最初に目立つのが、茶色い縞模様です。木星の縞模様は、木星の雲が作り出している模様です。木星の表面の模様は、茶色いところも、白いところも、灰色のところも、全て雲でできた模様です。地球の雲は宇宙から見ると白いので、それだけでも木星とは違いますね。
また木星には、地球と違って、雲の無い「晴れている場所」が全くありません。木星に接近した探査機の写真では、木星の風と雲が作り出す複雑な模様を見ることができます。
―――木星と地球とはずいぶん違う星なのですね
木星も地球も他の太陽系の惑星も、今から約46億年前に、一緒にできたと考えられています。一緒にできたのに、どうして木星と地球はこんなにも違う惑星になったのでしょうか。その原因は、地球や木星ができるときに、木星ができた場所に「惑星の材料」がたくさん存在していたからです。その「惑星の材料」とは氷です。

木星をめぐる衛星は、多くが氷を主成分とした天体です。中でも、エウロパという衛星は、表面こそカチカチの氷ですが、地下には液体の水があると考えられています。また、イオという衛星は、他の衛星と少し違っていて、氷があまりなく、代わりに噴火する火山が存在しています。

最後にひとこと


飯山学芸員

興味深い木星の世界を、是非ともプラネタリウムの大きなドームでご覧ください。 ※ 前半に、今夜の星空解説があります。 ※「木星」は、2012年12月7日(金)から2013年2月24日(日)まで投影しています。

木星の予告編動画はこちら。
科学館学芸員飯山青海のページ

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