スタッフだより
第36回 新スタッフ紹介
2010年8月12日
4月より、新たにプラネタリウムとサイエンスショーなどを担当するスタッフが加わりました。今回のスタッフだよりは、学芸員補助スタッフの西野さんと後藤さんを紹介します。
西野 藍子 Nishino Aiko
小さい頃から電気科学館(大阪市立科学館の前身)に通うことが大好きで、科学館のおかげで星や科学に興味を持つようになったという、西野さん。
では、学芸員補助に応募した理由は?
以前勤めていた会社を退職し、のんびりと次の就職先を探している時に、偶然科学館のホームページで募集されていることを知りました。実は学生時代の就職活動の時も、この科学館で働きたいなと思っていたのですが、残念ながら当時はこういった募集はありませんでした。今このタイミングで募集を見つけられたのも何かのご縁だ!と勝手に思い、応募しました。
西野さん
実際、学芸員と一緒に仕事をしてみてどうですか?
大好きな科学館に来ることがとても楽しいです。
私はプラネタリウムの投影のほか、展示物や配布資料の作成も担当しています。学芸員の方々に色々なアドバイスをいただきながら、お客様に観ていただくものを作るのは本当に楽しいです。その過程で新たな発見があったりもして、そういった意味も含めて、いつもドキドキ、ワクワクしながら働かせていただいています。
初めてプラネタリウムの解説をした日はどうでしたか?
まず300人を前に(といってもプラネタリウムの場合は後ろですが)話す、という経験は全くありませんので、当日はとっても緊張しました。でもいざ投影が始まると、私の問いかけに子供たちが答えてくれたり、満天の星空に歓喜の声があがったりしました。それが本当に嬉しくて、今でも強く印象に残っています。
デビューしてからも、毎回違うお客様の反応が楽しみです。反応がない時は一気に不安になりますが・・・。悪い所はどこだったのか、と反省もしながら日々、奮闘しています。
機器をチェック中の西野さん まずは方角の説明から>
これから、どのような活動をしていきたいですか?
大阪に住んでいると、天の川を観たことがない、という方もけっこう多いと思います。
満天の星空を知らない子供たちに、もっと星に興味を持ってもらえるような、楽しくて親しみやすい解説が出来たらなと思っています。
また、今プラネタリウム担当の学芸員の方は全員男性なので、紅一点<女性>という特徴を活かして、オリジナリティあふれる投影が出来るよう頑張ります。
後藤 静 Goto Shizuka
分野を問わず博物館が好きで、ある博物館でボランティアをしていたという、後藤さん。
では、学芸員補助に応募した理由は?
「学芸員」という仕事に対する興味からです。専門は生物(植物学)なので、科学館はちょっと分野が違うのですが、将来的に学芸員になりたいという思いがあり、スキルアップになればと思い応募しました。
西岡 学芸員
実際、学芸員と一緒に仕事をしてみてどうですか?
想像以上に面白いです。
特にサイエンスショーは、企画した学芸員が用意したテーマに、流れと実験道具があるのですが、ある程度自分でストーリーを組み立てることができます。
ひとつひとつの実験の意味、どう見せれば伝わるかなど、自分なりに考えてショーをしているので、反応があるとホッとしますし、面白いです。
初めてサイエンスショーをした日はどうでしたか?
デビューの日はさほど緊張せずに楽しくショーができたと思います。どちらかというと、デビューする前の練習の時の方が緊張していました。
デビュー戦となった「電池のヒミツ」というサイエンスショーは、最後に64本の乾電池を使った少し危険な実験があります。初めて実験をした時は、緊張と怖さもあって手が震えてしまいました。
100名のお客さまの前でサイエンスショーを実演しています
これから、どのような活動をしていきたいですか?
できること、苦手なことを一つずつ着実にこなしていきたいです。化学や物理ももっと勉強して知識を補って、少しでも皆様に知識を還元していきたいです。
サイエンスショー以外にも、生物と化学(あるいは生物と物理)でコラボ企画展も面白いのではないかという話もありますので、ぜひ形にしたいです。
これから、科学館でさまざまな活動をしていきます。
学芸員補助の西野さん、後藤さんの活躍にご期待ください!
スタッフだより
- 第150回 ノーベル賞受賞100年記念「アインシュタイン展」
- 第149回 全天周映像作品「ブラックホールを見た日~人類100年の挑戦~」
- 第148回 プラネタリウム「天王星発見240年」
- 第147回 南部陽一郎生誕100周年記念 企画展示「ほがらかに」―南部陽一郎の人生と研究―
- 第146回 プラネタリウム「冬の天の川」
- 第145回 プラネタリウム「HAYABUSA2 ~REBORN」
- 第144回 サイエンスショー「ふしぎな形」
- 第143回 プラネタリウム「火星ふたたび接近中!」
- 第142回 ミニ企画「積み木のルーツ~フレーベル『恩物』」展
- 第141回 プラネタリウム「夜空の宝石箱『すばる』」
- 第140回 いろいろな楽器のグループ分け
- 第139回 サイエンスショー「電池がわかる」
- 第138回 プラネタリウム「星空歴史秘話」
- 第137回 プラネタリウム「木星と土星の世界」
- 第136回 「蜃気楼(しんきろう)」を見てみませんか?
- 第135回 プラネタリウム「宇宙ヒストリア~138億年、原子の旅~」
- 第134回 プラネタリウム。リニューアルの舞台裏
- 第133回 展示場のリニューアル
- 第132回 大阪市立科学館と大阪大学
- 第131回 展示場リニューアル準備 ~気象コーナー~
- 第130回「はやぶさ2」
- 第129回 スペシャルナイト「さよならインフィニウムL-OSAKA」
- 第128回「2018サイエンスサーカス・ツアー・ジャパン」
- 第127回「スーパー磁石で大実験」
- 第126回「科学デモンストレーター10周年」
- 第125回「火星大接近」
- 第124回 サイエンスショー「ふわふわ、きらきら!シャボン玉サイエンス」
- 第123回 プラネタリウム「眠れなくなる宇宙のはなし」
- 第122回 プラネタリウム「はるかなる大マゼラン雲」
- 第121回 サイエンスショー「虹でじっけん、光のせかい」
- 第120回 幼児のための企画展「にじのせかい」
- 第119回 プラネタリウム「ブラックホール合体!重力波」
- 第118回 企画展「大阪市立科学館資料で見るノーベル賞展」
- 第117回 サイエンスショー「マイナス200℃のふしぎ」
- 第116回 プラネタリウム「秋の夜長に月見れば」
- 第115回 「大人も子どもも、紫キャベツ!」
- 第114回 「空を眺めると…~夏の雲はモクモク雲~」
- 第113回 プラネタリウム「木星と土星を見よう」
- 第112回 プラネタリウム「見上げよう!未来の星空」
- 第111回 企画展「石は地球のワンダー~鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション~」
- 第110回 プラネタリウム「見えない宇宙のミステリー~謎の光・X線をとらえろ~」
- 第109回 「星図の描き方」
- 第108回 サイエンスショー「静電気なんてこわくない!?」
- 第107回 プラネタリウム解説デビュー裏話
- 第106回 サイエンスショー「ふしぎな形にだまされるな!」
- 第105回 「化学と宮沢賢治」
- 第104回 プラネタリウム「星空オールナイト」
- 第103回 プラネタリウム「火星・土星・冥王星ツアー」
- 第102回 プラネタリウム「ファミリータイム」
- 第101回 この夏は「花火×化学」
- 第100回 プラネタリウム「銀河の世界」
- 第99回 プラネタリウム「星の誕生」
- 第98回 「スーパー磁石で大冒険」
- 第97回 「鉱物の結晶構造」
- 第96回 「だれでもできる!天体写真を写してみよう」
- 第95回 プラネタリウム「ロゼッタ、彗星を探査せよ」
- 第94回 サイエンスショー「フシギな偏光板」
- 第93回 企画展「光とあかり」
- 第92回プラネタリウム「ブラックホール」
- 第91回サイエンスショー「赤青緑の光サイエンス」
- 第90回国際光年協賛「花火の色とひかり展」
- 第89回プラネタリウム「天の川をさぐる」
- 第88回プラネタリウム「ボイジャー太陽系脱出」
- 第87回サイエンスショー「飛ばしてみよう!」
- 第86回 プラネタリウム「オーロラ」
- 第85回 サイエンスショー「バランス大実験」
- 新年のごあいさつ
- 第84回 プラネタリウム「ビッグバン~宇宙ヒストリア~」
- 第83回 サイエンスショー「水の科学」:凍らない水
- 第82回 プラネタリウム「宇宙人をさがす冴えたやり方―沈黙のフライバイ」
- 第81回 「はやぶさ2」 プラネタリウム&企画展について
- 第80回 サイエンスショー「空気パワー」
- 第79回 プラネタリウム「天の川って、なんだろう」
- 第78回 プラネタリウム「月へいこう!~おためし月面生活~」
- 第77回 オーストラリア・パワーハウスミュージアム訪問記(後編)
- 第77回 オーストラリア・パワーハウスミュージアム訪問記(前編)
- 第76回 プラネタリウム「南十字星にあいにいこう」
- 第75回 「都会の星」写真展
- 新年のごあいさつ
- 第74回 サイエンスショー「炎のアツい科学」
- 第73回 プラネタリウム「オーロラ」
- 第72回 企画展「色の彩えんす」まもなく終了
- 第71回 プラネタリウム「宇宙のトップスター」
- 第70回 国際会議で発表
- 第69回 サイエンスショー「マイナス200℃の世界」のご紹介
- 第68回 プラネタリウム2013年夏のプログラム紹介
- 第67回 くうきフシギ発見!~シーオーツーのひみつ~
- 第66回 プラネタリウム「未来の星座を見てみよう」
- 第65回 パンスターズ彗星!
- 第64回 サイエンスショー「サウンド・オブ・サイエンス♪」
- 第63回 『宇宙のハーモニー ~奇跡の地球に生まれて~』 のできるまで
- 第62回 プラネタリウム新プログラム「オーロラ」
- 第62回 プラネタリウム新プログラム「木星」
- 第61回 展示場3階「色の化学」
- 第60回 宇宙に浮かぶ望遠鏡
- 第59回 光のヒ・ミ・ツ
- 第58回 企画展「渋川春海と江戸時代の天文学」を開催します
- 第57回 新スタッフ紹介
- 第56回 プラネタリウム・キッズタイムと新プログラム
- 第55回 金環日食
- 第54回 そらみたことか-気象光学現象について-
- 第53回 電気科学館の思い出
- 第52回 科学デモンストレーターとは何か?
- 第51回 「世界化学年2011」を振り返る
- 第50回 プラネタリウムリニューアルオープン
- 第49回 皆既月食
- 第48回 新展示「風車」登場!
- 第47回 アンドロメダ銀河の正体
- 第46回 花火の化学展
- 第45回 七夕にまつわる新発見!
- 第44回 「蜃気楼」ってなんだろう
- 第43回 新館長よりご挨拶
- 第42回 科学館ミニブック 第2弾!第3弾!登場
- 第41回 世界化学年2011
- 第40回 アジアの星と神話
- 第39回 科学館のおすすめ展示 その2
- 第38回 はやぶさ帰還カプセル展示を終えて
- 第37回 科学館のおすすめ展示 その1
- 第36回 新スタッフ紹介
- 第35回 大型映像を見よう
- 第34回 「はやぶさ」遂に地球へ帰還
- 第33回 科学館もおでかけします
- 第32回 展示場をより楽しむ方法
- 第31回 サイエンスショーができるまで
- 第30回 科学館天文台
- 第29回 モバイルプラネタリウム
- 第28回 宇宙の「謎」を解き明かす
- 第27回 流星群を観察してみませんか?
- 第26回 20周年を迎えて
- 第25回 はじめまして!
- 第24回 「皆既日食」見て来ました!
- 第23回 「7月22日、日食を見よう!」
- 第22回 「広報担当S&Yの試写レポート」
- 第21回 「宇宙がわかる」
- 第20回 「HAYABUSA」公開開始!
- 第19回 「いろいろ集めてます!第2弾」
- 第18回 「世界天文年2009」
- 第17回 「元素がわかる」
- 第16回 「ペルセウス座流星群を見よう!」
- 第15回 「新!展示場 誕生」
- 第14回 「天の川を見よう」
- 第13回 「リニューアルまであと2ヶ月!」
- 第12回 「サイエンスガイドって?」
- 第11回 「137億年の歴史」
- 第10回 「プラネタリウムのライブ解説」
- 第9回 「いろいろ集めてます」
- 第8回 「電気びりびり」
- 第7回 「プラスチック 100年」
- 第6回 「プラネタリウムの今昔」
- 第5回 「結晶の世界」
- 第4回 「密着!学芸員」
- 第3回 「そらみたことか」
- 第2回 「流れ星を追いかける男」
- 第1回 「ほないくで」
開館日カレンダー
■は休館日です
本日のプラネタリウム
残席情報
本日は休館日です。
- 所要時間
- 約45分間
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