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スタッフだより

科学館で働くスタッフを紹介します

科学館ってどんなところ? どんな人たちが働いているの? などなど、いろいろな角度から大阪市立科学館をご紹介します。

第20回 「HAYABUSA」公開開始!

2009年4月4日

4月1日(水)より、とうとう待ちに待った全天周映像「HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-」の公開が始まりました。
今回のスタッフだよりは、この作品の総合プロデューサーである、飯山学芸員にインタビューをしました。すでに作品を見た方も、まだ見ていない方も、必見です!

なぜこのテーマを選んだのですが?
私は「はやぶさ」プロジェクトに直接携わったわけではありませんが、もともと流星や彗星・小惑星といった太陽系の小天体を追っていた人間でもあり、また、親友がプロジェクトのメンバーになっていたこともあって、打ち上げ前からずっと「はやぶさ」プロジェクトに注目していました。
「はやぶさ」の旅は、幸か不幸か順調な旅にはならなかったのですが、それだけに、今地球帰還を目指している「はやぶさ」を応援したい気持ちは人一倍持っているつもりです。
来年の「はやぶさ」地球帰還の前に、是非とも多くの人に「はやぶさ」を知ってもらい、そして将来この後に続くであろう「はやぶさ2」を応援して欲しい、という気持ちで作品の制作に臨みました。

「HAYABUSA」のみどころは?
全編手抜き無く、細かく描写されたCGはどのシーンも素晴らしいのですが、あえて印象的なシーンを挙げるとすれば、宇宙に小さく浮かぶ地球をはやぶさとともに眺めるシーン、そしてその後の地球スイングバイのシーンを見ていただきたいです。
地上からは決して見ることのできない、青い星の浮かぶ星空。そして、宇宙の奥行きや地球の重力までもが感じられそうな地球スイングバイ。ドームならではの臨場感です。
しかし、それぞれのシーンよりも、「はやぶさ」の冒険の旅を通じて、「はやぶさ」を支え続けた地上スタッフの情熱と努力が、スクリーン越しに感じていただければ幸いです。

作成サイドの裏側を教えてください。一番苦労したところは?
・あくまでも科学ドキュメンタリーとして、事実をきちんと伝えられるようにすること。
・ただ結果を述べるだけでなくて、思考のプロセスが伝わるように配慮すること。
・それでいて、淡々と事実を並べるのではなく、機械の塊でしかない探査機に対して感情移入してもらえる演出を両立すること。
一本の映像作品としての全体バランスを見ながら、クールな部分と熱い部分を融合させることに気を配りました。

一つの作品を作り上げるのに、これだけの思いが込められています。ぜひご覧ください。


◆地球帰還カプセルと内部構造

◆地球スイングバイ

◆イトカワに到着したはやぶさ

◆イトカワの大きさ

◆イトカワに着陸する瞬間
(C)「はやぶさ」大型映像制作委員会

展示場4階では、小惑星探査機「はやぶさ」や小惑星「イトカワ」の模型を展示しています。



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