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スタッフだより

科学館で働くスタッフを紹介します

科学館ってどんなところ? どんな人たちが働いているの? などなど、いろいろな角度から大阪市立科学館をご紹介します。

第106回 サイエンスショー「ふしぎな形にだまされるな!」

2016年11月2日

今回のスタッフだよりは、サイエンスショー「ふしぎな形にだまされるな!」の企画・制作を担当した長谷川学芸員に話を聞きました。

どんなサイエンスショーなのですか?

 今回のサイエンスショーでは、目の錯覚やトリックアートと呼ばれるものをテーマにしています。「だまされるな!」というタイトルになっていますが、いろいろと不思議な見え方をするものにだまされるのを楽しみながら、なぜそう見えるのか考えていただければと思っています。


目の錯覚とはどんなものですか?

 目の錯覚として有名なものに、このような絵があります。画面に定規をあててもらうとわかりますが、左右の赤丸は全く同じ大きさなのです。ところが、左の赤丸は小さく、右の赤丸は大きく見えるのではないでしょうか。これは、周囲にある白丸の大きさと比べてしまうために、白丸が大きいと赤丸が小さく、白丸が小さいと赤丸が大きく感じるからなのです。


図:どちらの赤丸が大きく見える?


 大きさだけでなく、色や動きなど、私たちは知らず知らずのうちに周りと比べてしまっているために、本当とは違うように見えてしまうことは多いのです。目の錯覚には他にもさまざまなパターンのものがありますが、今回のサイエンスショーでは、主にこのような比較による目の錯覚を体験していただいています。


トリックアートとはどのようなものですか?

 トリックアートと呼ばれるものにもいろいろなものがあって、目の錯覚を使ったアート作品もありますが、それ以外に、見る方向によって見え方が変わるものや、ある方向からだけ特別な形に見えるというものが多いですね。
 今回のサイエンスショーのポスターの画像もそんなトリックアートの手法を使ったものです。私の姿は後から合成していますが、この階段をよく見るといかがでしょうか?時計回りにまわると、いつまでものぼり続けなければなりません。もちろん、そんな階段は存在しませんが、どうしてこの階段は無限に続いているように見えるのでしょうか。サイエンスショーでは、みなさんの目の前でこの無限階段を組み立てていきます。





最後にひとこと

長谷川能三学芸員

今回のサイエンスショーに関連して、「だまされる目」というミニブックを作りました。このミニブックは、切り抜いたり組み立てる部分もあり、サイエンスショーで体験した不思議をなんども繰り返してみたり確かめてみることができます。1階ミュージアムに100円で置いていますので、ぜひ家族や友だちなどにも紹介してあげてください。


長谷川能三のホームページ

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