1. TOP
    2. 学芸員・科学情報
    3. 科学情報
    4. スタッフだより
    5. 第146回 プラネタリウム「冬の天の川」

スタッフだより

科学館で働くスタッフを紹介します

科学館ってどんなところ? どんな人たちが働いているの? などなど、いろいろな角度から大阪市立科学館をご紹介します。

第146回 プラネタリウム「冬の天の川」

2021年2月10日

今回のスタッフだよりは、プラネタリウム「冬の天の川」の企画を担当した西野学芸員に話を聞きました。


天の川って、冬にも見られるのですか?

 はい。天の川といえば、夏の風物詩と思われている方もいるかもしれません。確かに日本では、夏が一番、天の川を見やすい時期であることは間違いありません。織姫星と彦星が年に一度、天の川を渡って逢うことができるという七夕のお話もありますしね。
 でも実は、冬の夜空にも天の川はあります。夏にくらべると、ずいぶん淡く繊細な輝きなので、本当に真っ暗な場所で、すっきり晴れた夜でないと見ることは難しいですが…。この番組では、夏と冬の天の川の見え方が異なる理由についても、ご紹介しています。

 



そもそも、天の川ってなんでしょうか?

 天の川の正体は、たくさんの星の集まりです。このことは、今から400年ほど前、天体望遠鏡が発明されて初めて明らかになりました。天の川にある星々は暗すぎて、私たちの目では、夜空の星のような小さな点にすら見えないのです。しかし、あまりにも多くの星が集まっているため、まるで雲のように白くぼんやり光って見えるというわけです。

 



なぜ、天の川には、それほど多くの星があるのでしょうか?

 実は天の川にあるのは、星だけではありません。望遠鏡によって、星の集まりである「星団」や、水素ガスの集まり「星雲」などの特別な天体も、天の川に沿って数多く存在することが分かっています。こうした星団・星雲もいくつかご覧いただけます。
 今回の番組では、天の川にたくさんの星があること、そして、星団や星雲が天の川に沿って分布している理由を、これまで試み
たことのない新たな演出方法でご紹介しています。とても迫力のある映像になっていますので、ぜひお楽しみいただきたいです!



最後にひとこと

西野藍子学芸員

冬の天の川は、確かに淡く繊細に輝きます。大阪のような街明かりの多い都会の空では、まず見ることはできません。でも、プラネタリウムでは、そんな淡い冬の天の川を存分に味わっていただけます。明るい冬の一等星、美しく華やかな星雲や星団のすがたも合わせて、ぜひ、プラネタリウム番組「冬の天の川」をお楽しみください!

  • 開催日カレンダー
  • プラネタリウム スケジュール
  • 交通アクセス